「男の勲章」大ヒット・嶋大輔「17歳の子どもだったので」当時は歌詞の意味を理解できず…今は“恩曲”

2024年09月24日 14:13

芸能

「男の勲章」大ヒット・嶋大輔「17歳の子どもだったので」当時は歌詞の意味を理解できず…今は“恩曲”
嶋大輔 Photo By スポニチ
 俳優で歌手の嶋大輔(60)が、24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。大ヒット曲「男の勲章」について語った。
 嶋は1981年にTBSドラマ「茜さんのお弁当」で俳優デビューし、翌82年には「Sexy気分の夜だから」で歌手デビュー。自身も出演した石立鉄男主演の日本テレビ系ドラマ「天まであがれ!」の主題歌「男の勲章」が、約98万枚の大ヒットを記録し、第15回日本レコードセールス大賞・男性新人賞を受賞した。

 ただ、「男の勲章」をリリースした当時は10代。「つっぱることが男のたった一つの勲章だってこの胸に信じて生きてきた」のフレーズで始まる歌詞について「17歳の子どもだったので歌詞の意味が分からず、ただ勢いで歌ってた」と振り返り「ですけど、今歌うと凄く言ってる意味が分かるかなって気がします」と今だからこそ、しみじみと理解できる歌と語った。

 大ヒットした一方で、30代の頃は「変なジレンマが自分の中にあって、“嶋大輔”ってアーティストの前に、“男の勲章・嶋大輔”っていうふうになっていて、俺は男の勲章がなかったらダメなのかなって変なプライドが出てきて…30歳ぐらいの時に歌うの嫌だなって思う時期がありまして」と「男の勲章」ありきな自分に嫌気が差していたという。

 ただ、そういった発言をしていると「ふざけたこと言ってるな!年間にどれぐらいのアイドルさんがデビューして、どれぐらいの歌が出て、どれぐらいの歌がヒットするって思ってるんだ。お前はヒットしたんだ。それを誇りに思って何で歌わないんだ!」とある先輩に怒られたそうで「心を改めて、そうだな」と改心。還暦を迎えた今も歌い続けている。

 周囲から「いくつになってやってんだよ」とって言われれることもあるが「求められる過去があるからできるっていうのも素敵かなって」と赤い特攻服にリーゼントで当時のように歌っていると胸を張った。

 だからこそ、「人は“恩人”って言い方をしますけど、僕は男の勲章を“恩曲”って呼び方をしていまして、あの曲がなかったら今の僕はないなって本当に思います」と心から「男の勲章」という曲に出会えて感謝していると語った。

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