三遊亭王楽が七代目円楽襲名 先代三回忌の30日に会見「名跡を汚さぬよう精進致します」

2024年09月24日 14:38

芸能

三遊亭王楽が七代目円楽襲名 先代三回忌の30日に会見「名跡を汚さぬよう精進致します」
三遊亭王楽 Photo By 提供写真
 落語家の三遊亭王楽が、来年2月20日付で七代目三遊亭円楽を襲名することが24日、発表された。五代目三遊亭円楽一門会が決定した。22年に死去した六代目三遊亭円楽さん(享年72)の三回忌にあたる30日に、王楽、王楽の父の三遊亭好楽、林家木久扇が出席して襲名会見を開く。
 王楽は駒大文学部英米文学科卒業後の01年5月、五代目円楽に入門した最後の弟子。一門弟子史上最多の10演目を直接稽古され、04年5月に二ツ目、09年10月に真打へ昇進した。

 伸びやかな感性と現代性が特徴で、持ちネタは現在約200演目。08年には「鼓ヶ滝」でNHK新人演芸コンクールの落語部門大賞を受賞した。趣味は年間100本という映画観賞で、特技は清元、日本舞踊、ピアノ。2児の父で、2人とも春風亭小朝が名付け親となった。

 王楽が発表したコメントは以下のとおり。

 「いつも大変御世話になって居ります。

 私こと三遊亭王楽は、一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を来春より襲名させて頂く事と相成りました。ひとえに五代目並びに六代目、また諸先輩方、更には御贔屓の皆様方のお陰と存じて居ります。有難う御座居ます。

 五代目六代目が大きくした名跡を汚さぬよう精進致しますので、これからも宜しくお願い致します!

 三遊亭王楽」

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