兵庫・斎藤元彦知事 アナウンサーから「なぜ?」連発質問に顔色変える場面も 緊迫50分に賛否さまざま
2024年09月24日 21:15
芸能
横山アナは、斉藤知事の思いや主張を受け止めつつも、元局長による告発文書について時系列を追いながら、なぜ第三者に調査を依頼する前に自身(兵庫県)で処分を下したのかなどを追及した。
斎藤知事は、告発文書の内容について「嘘八百」という発言をしたことについては「表現としては強かったと反省」と回想。「事実無根という言葉は、事実が1%も含まれていないということだと思うんですが、その思いは今も変わりはないのか」と横山アナに問われると、書かれていた場所に訪問したとかの事実はあるが「私が違法なことをしたとか大事なポイントのところが事実じゃない、ずっと核心的なところが事実じゃないと申し上げてきてるんですけど、そこが事実じゃないというのが背景にあってああいった表現になった」とこれまでの主張を言葉を変えて説明した。
告発文書の「事実」の捉え方について何度も角度を変えて横山アナが質問。斎藤知事は従来の主張を繰り返した。
横山アナは、なぜ第三者の調査や百条委員会の結論が出るまで元局長への処分を待てなかったのか、なぜ処分を急がなければいけなかったのかについても何度も言葉を変えながら質問。斎藤知事は、元局長の処分は公益通報をしたことに対してではなく、就業中の私的文書作成やPC使用など県人事のルールに基づいたもので「4つの良くない行為をしていたということが認定されたからには(迅速に)処分をするのが行政」「第三者委員会の結果を待つのではなくて、行為が認定された時点でルールに基づいて処分をしていくことが人事行政としての懲戒処分のあり方」と自身の考え方を示した。ここまで努めて冷静に話をしてきた斎藤知事だったが、この場面から身振り手振りを交え、顔色も少し変わった。
横山アナも表情が変わり、声も次第に大きく。そして、斉藤知事の回答の最中にかぶせる形で「なぜ通報を受けた側が処分をするのか私は全く受け入れられなかった」「誹謗中傷性が高いと判断するのは第三者ではないか」と畳みかけた。斎藤知事の答えは「当事者の私が、そうじゃないということがたくさん含まれていましたし、それが多くのところにまかれてしまってると。私以外の人たちを傷つける内容もたくさん含まれていたので県としては放置することはできない」。厳しい視線を送り続けた横山アナと斎藤知事の1対1のインタビューは50分間に及んだ。
ネット上でも「横山アナ攻めてた」「よく攻めた」「にらんでた」「食らいついた質問が多くて良かったな」「緊張感ある時間だった」「見応えあったな今日のは」「知事が回答に苦しむ場面があったな」「横山アナウンサーの表情が気になった」「途中で明らかに知事の顔の色が変わったね」「横山アナちょっと態度が気になった」「ちょっと個人的な意見も多かったな、アナウンサー」「ただ斎藤知事の同じ主張を聞くよりは良かったよ」「相変わらず理解に苦しむ主張」など賛否さまざまな意見が上がっていた。