TBSラジオのCM無断差し替え問題 再発防止に向けて「社員教育」見直しへ「指導していきたい」
2024年09月25日 17:32
芸能
当該社員の動機について「全て考査作業を面倒くさがってしまった。社内で戦わずに社外にうそをついていた」と説明。再発防止に向けて「社員教育が一番」とし、現在、年3回行っている社員教育を「改めてやり方も含めて、年間でどれくらいやっていくかも含めて指導していきたい」と見直していくことを明言した。
同局は6月、営業担当者が2022年4月から今年6月中旬まで「CMが社内の考査を通らないと困る」と考え、独断で内容を変更していたと発表。同担当者は広告主の指定通りのCMが放送されたとする書類の偽造もしていた。
社内調査の結果、同担当者は別の1社のCM内容も無断で変更し、広告主に報告しないまま放送していたことも判明。理由については「考査作業が面倒で怠っていた」と説明していた。
TBSラジオは4日、経営責任を明確にするため、三村孝成会長が30日付で辞任し、林慎太郎社長が10月1日付で代表権を返上すると発表。BS―TBSの向山明生専務が10月1日付で代表権を持つ会長に就任するとしている。