MBSテレビ「ゼニガメ」BPO審議入りも放送継続 業者の偽装気づかず MBS「制作過程に問題なし」

2024年09月25日 16:22

芸能

MBSテレビ「ゼニガメ」BPO審議入りも放送継続 業者の偽装気づかず MBS「制作過程に問題なし」
「お詫びと訂正」が掲載されたMBS「ゼニガメ」の公式サイト
 MBSテレビが25日、大阪市内の同局で10月の改編発表を行い、BPO審議入りした番組「ゼニガメ」(不定期放送、次回10月9日)について、引き続き放送することを明らかにした。
 同番組の7月17日放送分について、事実と異なる部分があったことがわかった。買取業者が奈良県内の家屋で清掃や遺品整理などをしていた際、物に埋もれていた金庫から金の延べ棒が見つかった。それを業者が買い取る模様が放送された。

 しかし、視聴者からの指摘を受け、MBSが番組終了後に調べたところ、金の延べ棒は業者社長が指示して用意されたもので、依頼者もその家屋とは関係のない人物だったことが分かった。これを受け、同局では8月の放送を取りやめていた。

 この日MBSは「ご心配をおかけした。視聴者の皆さまにお詫び申し上げます」と謝罪。一方で、業者が自社の宣伝効果を高めるために故意にこのような偽装を行っていたため、制作スタッフは業者の行為に気づかなかったと結論。この日は「制作過程の中での問題はなかった。放送を再開し、今後も継続する予定」と説明した。

 一方で「番組の方向性は変えることはないが中身はブラッシュアップして放送していきたい」としたうえで「BPOの調査に対しては真摯に対応し、その後はご意見を伺いながら番組制作に取り組みたい」と話していた。

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