竹内由恵アナ “漫画家”デビュー SNS投稿4コマを初エッセーで刊行 結婚、妊娠、子育て…日常題材

2024年09月26日 05:00

芸能

竹内由恵アナ “漫画家”デビュー SNS投稿4コマを初エッセーで刊行 結婚、妊娠、子育て…日常題材
ペンを手にする竹内由恵アナウンサー(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 元テレビ朝日でフリーアナウンサーの竹内由恵(38)にとって初の著書となるエッセー「なんとかなるさ!ヨシエのとほほ、くすくす日和」(祥伝社)が来月2日に刊行される。フリー転身後、結婚、妊娠、子育ての日常を題材にした4コマ漫画をSNSに投稿。これが一冊の本になり「局アナ時代は自分から発信して仕事をするというのがあまりなかったので、今回は初めての経験で凄い感慨深い」と喜んでいる。
 2019年に結婚を機に退社し、夫の勤務地がある浜松市に移住。当初は「やることもなくて寂しさでいっぱいだった」。妊活にも取り組んだが、うまくいかず落ち込んでいた時にブロガーで作家のはあちゅう氏(38)が妊活について描いた作品に出合った。「同じように苦しんでいる様子に励まされた」と元気をもらった。

 自身もイラストを描いて友人に見せると「面白い!インスタに投稿してみたら」と予想外の反応が返ってきた。何げない日常で感じたことを4コマ漫画にして投稿を始めると「普段の私を知ってもらえて、より身近に感じてもらえたのかな」と手応えがあった。

 「絵を描くのは好きだったけど、得意ではなかった」というようにシュールな絵も話題になった。人気漫画「ちびまる子ちゃん」のような温かみのある作風で「『まるちゃん』を読んでいたので、意識していないのに絵が寄っちゃう」といたずらな笑みを浮かべた。

 約4年にわたって描いて一冊の本という形になり「言葉で伝える仕事をしているけど、漫画で表現することもいいこと」と新たな気づきとなった。今後に向けて「絵本にチャレンジしてみたけど夫からダメ出しがあったので、これからも日常を切り取った作品を描き続けていきたい」。言葉と絵の“二刀流”で伝える仕事を続けていく。(高原 俊太)

 ≪週3日芸能活動≫現在は2児の母として浜松市で生活しながら、週3日ほど東京で芸能活動している。「限られた時間の中でもやりたいことを我慢せず挑戦したい」と、ポッドキャスト番組「竹内由恵のT―Times」のパーソナリティーやイベントMC、テレビ朝日系ドラマ「あなたの恋人、強奪します。」で初のドラマレギュラー出演を果たすなど活躍の場を広げている。「仕事をすることが好き」と語るが「離れすぎると子供たちがすねちゃう」と母親らしい一面も見せた。

 ◇竹内 由恵(たけうち・よしえ)1986年(昭61)1月20日生まれ、東京都出身の38歳。慶応大在学時に「ミス慶応」に選出され、08年にテレビ朝日に入社。「ミュージックステーション」のサブMCを歴代最長となる5年間務める。19年に同い年の一般男性と結婚し、同年に退社。21年2月に第1子、23年8月に第2子を出産。趣味はカフェ巡り。

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