「虎に翼」女性法曹に反対?定年の桂場、笹竹で団子→最終回へ意味深発言「額の桜の花びらは?」ネット反響

2024年09月26日 08:15

芸能

「虎に翼」女性法曹に反対?定年の桂場、笹竹で団子→最終回へ意味深発言「額の桜の花びらは?」ネット反響
連続テレビ小説「虎に翼」第129話。佐田寅子(伊藤沙莉・中央)の「法とは、船のようなもの」に、桂場等一郎(松山ケンイチ・手前)は…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は26日、第129話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となった。

 第129話は、佐田寅子(伊藤沙莉)は猪爪花江(森田望智)に“うれしい報告”。ちょうど猪爪直治(今井悠貴)がアメリカから帰ってくるタイミングとなり、集まった猪爪家の面々。久々に賑やかな食卓となる。寅子を祝うため、女子部の懐かしい面々も「笹竹」に顔を揃え…という展開。

 猪爪家。寅子は横浜家裁所長就任を花江に報告。猪爪直道(上川周作)のモノマネをし合い、笑った。

 花江「トラちゃん、覚えてる?お義母さんが亡くなる時、人生に悔いはないって言っていたの。今の私、そんな感じなのよね」「この先ね、子どもや孫たちをずっと見守っていくのも楽しみだけれど、明日の朝、目が覚めなくても、天国でね、直道さんやお義母さん、お義父さんたちと思い出話するのも凄く楽しみなの」「そんな人生を私にくれて、ありがとう、トラちゃん」

 寅子「いいえ!(直道のモノマネで)花江ちゃんの人生が素晴らしいのは、花江ちゃんのおかげ」

 笹竹。桜川涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)によれば、新潟に移った斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)は働き者で、英語を学んでいる。

 女性初の弁護士・久保田聡子(小林涼子)と中山千春(安藤輪子)は、寅子の昇進を自分のことのように喜ぶ。寅子は女子部の絆を「何というか、みんなが身体の一部になっているの」と表現し「ね、よねさん」。山田よね(土居志央梨)は「アホか」「やめろ」と照れた。居眠りしていた竹原梅子(平岩紙)が目を覚ました。

 そこへ、1973年(昭和48年)5月に定年を迎え、最高裁長官を退任した桂場等一郎(松山ケンイチ)が来店。寅子に邪魔されることなく、団子を口に入れた。

 寅子「お元気そうですね、桂場さん。お会いしたら言いたいことがあったんです。私たちずっと、法とは何かを、話してきましたよね」

 桂場「私たちじゃない。君がな」

 寅子「今、私は、法とは、船のようなものなのかなと思っています」

 桂場「続けて」

 寅子「人が人らしくあるための、尊厳や権利を運ぶ船。社会という激流にのみ込まれないための船。船の使い方は、乗り手次第。人らしさを失い、沈むことも、誰かを沈めることも、間違うこともある。人生という船旅を、快適に幸せに終えるために、乗り手の私たちは船を改造したり、修繕したりしながら進む。まあ、明日にはまた違うことを言っているかもしれませんが。生い立ちや、信念や、格好、男か女か、それ以外か。すべての人が、快適でいられる船にするよう、法を司る者として、不断の努力を、続けていきます」

 桂場「私は今でも、ご婦人が法律を学ぶことも職にすることも反対だ」

 SNS上にはには「見納めに、桂場さんのお団子シーンがあってうれしい」「最終回に爆弾を放り込む桂場」「チョコレートエンドじゃなく、お団子エンドが見ることができてうれしい」「こ…ここで続く?明日は最終回。どう収まるの?」「桂場さんは“またあいつらがいたら嫌だなぁ”と毎回思いながら店に来ているんだろうかw」「桂場さんの額に付いた桜の花びらは明日まで持ち越しですか(笑)」「明日は何を放送するの?と思ったら、最後に桂場さんの考えがまた聞けるのね」などの声が上がった。

 桂場の真意は果たして。27日、本編最終回(第130話)を迎える。

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