橋下徹氏 兵庫・斎藤知事の出直し選出馬に厳しい見解「当選したら全部チャラと思ったら大間違い」

2024年09月26日 18:54

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橋下徹氏 兵庫・斎藤知事の出直し選出馬に厳しい見解「当選したら全部チャラと思ったら大間違い」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が、26日放送のフジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)の取材に答え、疑惑告発文書問題を巡る知事不信任決議が兵庫県議会で可決された斎藤元彦知事(46)が会見で、失職して出直し選挙に出馬する意向を明らかにしたことに言及した。
 斎藤氏は会見で、「結論から言いますと、不信任決議を受けて、議会を解散することはせず、30日付で失職をする、次期知事選に出直し選挙に臨ませていただくと決めました」と述べた。今後は50日以内に出直し知事選が行われる。会見では任期内での実績などを声高にアピールした。

 この決断を受け、大阪市長時代には出直し市長選を行った経験がある橋下氏は、「不信任決議を突きつけられた知事が、知事をやり続けたいのであれば、議会解散しかないと僕は思っています」と述べた。

 「不信任を今の議会に突きつけられたので、不信任ということは、この知事とやっていけないということなんですよ。それでも知事をやりたいということになれば、今の議会メンバーを入れ替えなければいけない」と、理由を説明。「議員半分、過半数、自分の味方を擁立して、当選させるなんてことはものすごい至難の業なんですけど、それができないんだったら知事は辞めるべきだと思います」と、厳しい見解を示した。

 また「斎藤さんこれ、当選したら全部チャラだと思っているのは僕は大間違いだと思っていて」と、斎藤氏の認識にクギを刺した。その上で、「そういう意味では、不信任決議が出た後の出直し知事選は邪道中の邪道で、本当にやるなら、不信任決議が出る前にやるべきだったと思いますけどね」と見解を示した。

 斎藤氏の出馬表明を受け、不信任決議を全会一致で可決した県議にも胆力が求められるところだという。「議会が根性あるなら、言うべきです。“斎藤さんが当選したとしても、不信任の意思は変わりません”と言うと、県民は斎藤さんになかなか投票できないと思いますよ」。また「斎藤さんが当選する時の県民の意思と、議会が(解散、選挙により)当選した時の県民の意思は別もの」とし、「議会は議会で、ちゃんと理由を付けて、百条委員会をもとに不信任を突きつけたわけですから、“斎藤さんがもう1回、再選したとしても、我々の意思は変わりません”と言えば、斎藤さんとしては出られないと思いますけどね」と付け加えた。

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