フジ三宅正治アナ“めざまし卒業”「皆さんが見て応援して下さったからこそ…」 井上清華アナは涙で見送り

2024年09月27日 07:37

芸能

フジ三宅正治アナ“めざまし卒業”「皆さんが見て応援して下さったからこそ…」 井上清華アナは涙で見送り
フジテレビ「めざましテレビ」でキャスターを務める(左から)三宅正治アナ、井上清華アナ、生田竜聖アナ(c)フジテレビ  Photo By 提供写真
 フジテレビの三宅正治アナウンサー(61)が27日、2012年から12年半、メインキャスターを務めてきた同局の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)を卒業。番組のエンディングで視聴者に感謝の思いを伝えた。後任は伊藤利尋アナ(52)が務め、同30日から井上清華アナ(29)、生田竜聖アナ(36)の3人体制となる。
 番組冒頭、井上アナが「三宅さん、ついにこの日が来てしまいました…」と残念そうな表情を見せると、三宅アナは「ちょっと緊張しています」と穏やかな笑顔。井上アナの「見送る私たちも緊張しています」の言葉に、三宅アナは「頑張ります」と“決意表明”し、通常の進行へと移った。

 午前7時25分頃からは「卒業 三宅正治 12年半の軌跡“視聴者に寄り添いたい”」と題された、番組メインキャスター12年半を振り返る卒業VTRが放送された。2012年にはロンドン五輪での日本女子の銅メダルの生リポートや、東日本大震災で年月とともに変化していく被災地の様子を伝える姿などが放送された。

 VTR後には、三宅アナが「今VTRにもありましたけども、本当にスポーツしかやってこなかった僕がこの凄い情報番組のメーンキャスターをやらせてもらって、最初はたぶん皆さんも“どうなんだろう、大丈夫なのかな?”と思われたと思いますが12年半このメーンキャスターを務めあげることができました。これはなんといっても皆さんが見て下さったからです。皆さんがこのめざましを見て、そして応援して下さったからこそ、この年までメーンキャスターを務めることができました」と視聴者に感謝。「来週からまた新たなめざましテレビがスタートしますが、その時に“やっぱりめざましテレビは、今まで見て楽しかったから、本当に温かい番組だからこれからも見よう”、そんなふうに思って下されば、僕がやってきた12年半は間違ってなかったんだなというふうに感じることができます。これからもめざましテレビをよろしくお願いします。そして12年半、本当にありがとうございました。最後まで頑張ります」と話した。隣で聞いていた井上アナは涙を流していた。

 また、エンディング前の“めざましじゃんけん”では「ここで問題です。この後、僕は泣くでしょうか?泣かないでしょうか?答えはこの後すぐ」と出題。CM明けのエンディングでは、後任の伊藤利尋アナが登場し、くす玉が割られた。三宅アナは「12年半、ただただ今はこの仕事を全うできた安ど感でいっぱいです。この後は伊藤キャスターがまた新たなめざましをつくってくれると思いますので、これからもどうぞめざましテレビをよろしくお願いします。そして12年半ありがとうございました」とあいさつした。最後は同期の軽部真一アナウンサーも現れ、肩を組んで涙ぐむ場面もあった。

 三宅アナは1985年に入社。主にスポーツ番組で活躍し、12年から“朝の顔”に就任。22年には役員待遇のエグゼクティブアナウンサーとなり、番組スタートから30周年という節目で後進に道を譲る形となった。

 7月22日の放送で番組からの卒業を生報告。「私、三宅は9月末をもってめざましテレビを卒業することになりました。12年半、誠にありがとうございました」とあいさつしていた。

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