“ガルプラ出身”池間琉杏、韓国から今度はタイへ!最終順位2位で世界デビュー「3ヶ国語を同時に勉強しています」

2024年09月27日 17:30

最終順位2位を獲得!「自分でも誇らしい気持ち」

――RUANさんには2021年11月に取材をさせていただいておりまして、まずは近況について教えていただけますでしょうか。

RUAN:Kstyleさんにはインタビューやイベントでたくさんお世話になって、またお仕事をしたいと思っていたので嬉しいです! 以前事務所で他のアーティストさんを取材している所を目撃して、「私もまた取材してもらえる様に頑張ろう」と思っていました。この2年半ほどで色々なことがありましたが、1番はデビューできたことが大きな出来事です。海外でデビューをして、こうしてメンバーのみんなと一緒に母国でお仕事が出来るということがすごく誇らしいです。こんなに早く夢が叶うと思っていなかったので、応援してくださる皆さんにすごく感謝しています。タイを中心に中国などにも行かせてもらって、そんな中で「いつか日本で活動したいね」とメンバーとも話していたので、ありがたい気持ちでいっぱいです。

――こうしてまたお会い出来て嬉しいです。オーディション番組「Chuang Asia 2024」に参加したきっかけはどのようなものですか?

RUAN:キャスティングを受けたことで番組の存在を知ったのですが、内容を見た瞬間に直感で「ここでデビューしたい、デビュー出来るかもしれない。新しい何かが始まるかもしれない」と思いました。「Girls Planet 999:少女祭典」の時も、直感で参加してすごく良い経験をさせていただいたのですが、同じ様なものを感じました。それで社長に「この番組に参加したいです!」と直接相談して、挑戦することになりました。

――「Chuang Asia 2024」では、日本の参加者が海外のオーディション番組で達成した最高位に並ぶという好成績をおさめました。

RUAN:最終順位2位という結果をいただけて自分自身でも誇らしい気持ちです。約3年間の練習生生活が無駄では無かったんだなということを、自分の中で証明出来た気がして嬉しかったです。番組放送中は、自分がどのぐらい出来ているのか、どんな反響があるのか分からなかったので、ダンスや歌に自信が無くなる瞬間もありました。でも、参加者のみんなやスタッフの皆さん、タイの方々が本当に温かくて、毎日エネルギーをたくさんもらっていました。お互いに励まし合って、支え合っていた期間で、私も自信が無くてもとりあえずやってみよう! とポジティブな気持ちになれました。

――グローバルなオーディション番組でしたが、特に印象に残っていることなどあれば教えてください。

RUAN:過去にサバイバル番組出演の経験がある参加者が多くて、Gen1esのメンバーの中でも私を含めて4人は2回以上参加しています。他の参加者の中にも経験者はたくさんいましたが、その一方で15歳など若い子も多くて。女優経験があったり、レッスン経験がある子もいれば、本当に今回が初めてという子もいて……グローバルであることもそうですが、幅広く参加者がいるオーディションだったと思います。タイ、韓国、中国、日本、英語と色々な曲を練習しましたし、メンターさんとのコラボミッションもあったり、私も初めての経験がたくさんありました。

――周りとのコミュニケーションなど、「Girls Planet 999:少女祭典」での経験が活きた部分はありますか?

RUAN:オーディション番組1回目の参加者よりはやり方が分かっていると思ったので、“自分のことを理解して、自分がどういう見せ方をすれば良いのか”という作戦を立てていました。「Girls Planet 999:少女祭典」の時は何も分からないまま頑張っていて、後悔する部分がすごく多かったんですけど、今回は絶対後悔しないように。負けず嫌いなので、自分が出来ることを精一杯出し切った気がします。

――今回のオーディション番組参加で学んだことを教えてください。

RUAN:「恐れずに何でもやってみよう」というマインドに変わりました。全てに対してオープンマインドで挑んでいこうと。最初は英語もまったく分からなかったのですが、とりあえず喋ってみようという気持ちで。「Girls Planet 999:少女祭典」の時も、韓国語がまったく分からないところから慣れていって、少しずつ話すことが出来たので、英語もタイ語もとりあえずチャレンジしていきました。インターナショナルオーディションなので、様々な言語が飛び交っていてすごかったです! ファイナルまで進めた日本人は私だけだったので、日本語を使うことはほとんど無かったです。


3ヶ国語を同時に?移動中も猛勉強

――様々な国の言語に触れる機会がたくさんあったかと思います。多忙なスケジュールの中で、どのように勉強されていますか?

RUAN:私は書いて覚えることが好きなので、時間がある時は部屋でたくさん書いて勉強していて、時間が無い時は移動中にアプリで発音を聴いて勉強しています。韓国語は日本語と文法が一緒なので入ってきやすかったんですけど、中国語は英語と文法が一緒なのでまずは英語から始めて、同時進行で勉強しています。ダンスや歌を覚えながら言語の勉強なので、頭がいっぱいいっぱいになります(笑)。

――デビューメンバーに決定してから、ファンの方の反響はどう感じていますか?

RUAN:「Girls Planet 999:少女祭典」で知ってくださった方がほとんどで、韓国からスタートしているので「タイに行くことが少し寂しい」という声も多かったのですが、それ以上に深く応援してくださっていて。デビューが決まった時は自分のことのように皆さんが喜んでくださいました。家族や友達も「遠い国で活動していて心配の気持ちもあるけど、応援しているよ」と励ましてくれて。今回日本でイベントをやらせてもらうことになって、誰も来てくれなかったらどうしようという気持ちもありましたが、そんな気持ちをはねのけるほどたくさんの応援をいただきました。世界ではもちろん、日本でも活動していく自信がつきました。

――最近は「T-POP」というジャンルも注目を集めていて、すごく勢いがありますよね。

RUAN:日本でもタイフェスティバルといったイベントが開催されていて、アイドルの方もたくさんライブをしていて。「私たちも絶対参加したい!」と話していたので、「タイフェアin東京-THAI EXPO TOKYO 2024」でそれが叶ってすごく嬉しいです。(※イベントは終了しています)

――日本でも活躍の幅がどんどん広がりそうですが、グループの強みはなんですか?

RUAN:Gen1esは、インターナショナルグループというということを一番の強みにしています。C-POPでもT-POPでもK-POPでも無く、アジアの「A」を用いた「A-POP」というジャンルを盛り上げていきたいと思っています。Gen1esの中国での活動名が「精灵少女」(日本語訳:妖精少女)という名前なんですけど、“何にでも変化出来る変幻自在のアーティストになりたい”という気持ちを込めてつけていただきました。

――9月6日にリリースされたアルバム「Hourglass」は、どんなアルバムですか?

RUAN:収録されている4曲を初めて聴いた時、まずファンの方に全力で届けたいと思いました。デビューを準備する間はみんなですごく頑張りましたし、4曲とも違う雰囲気の曲なので、色々な姿の私たちを見せられるように工夫しました。「Hourglass」はプレデビューソングである「LUCKY BELL」とは違ったキュートな曲なのですが、私たちにしか出来ない魅力をお伝え出来るようにたくさん練習しました。「Hourglass」は砂時計という意味居の英単語なのですが、私たちの変幻自在な部分を表現していたり、番組をきっかけに集まった私たちの始まりをイメージした歌詞もポイントなので注目していただきたいです。MVでは私たちが砂で遊んでいる姿も見られます。全編英語曲になっているのでカッコ良さもありますし、英語を勉強したい方にもオススメです(笑)。何度も何度も聴いていただきたいです。


気になるタイでの生活は?「さすがの私も虎にはビビりました(笑)」

――自主制作バラエティ「Gen1es' Journey」EP.6では虎と共演していましたね!?

RUAN:挑戦するコンテンツが、どれもすごく面白いんですよ! 運動会したり料理したり、EP.6ではタイの動物園に行きました。私は動物好きなほうですが、虎は近くて野生を感じてビビっちゃいました(笑)。普段はあまり怖いものとかないんですけど、ちょっとヤバかったです。メンバーにはそれぞれ得意なことがあるので、それを活かした企画であったり、楽しいアイディアを考えていきたいです。タイのコンテンツを全世界に発信することができるアーティストも少ないと思うので、タイ旅行を考えている方の参考になるような情報もお伝えしていきたいですし、やりたいことはたくさんあります。

――前回のインタビューでは、韓国でおすすめのスポットやアイテムを紹介されていましたね。タイのおすすめ情報も、とても反響がありそうです。

RUAN:そうですね。タイも韓国も好きです。タイにも韓国料理屋さんがたくさんあって、メンバーとよく行くんですよ。最近はドラマ「涙の女王」にすごくハマって、そこに出てくるクローバーにもハマりました。スマホの画面やストラップなど、全部クローバーにしています。クローバーを見ているだけで元気になれる気がするんですよね。旅行で韓国に行った時は、コスメも雑貨も爆買いしました(笑)。アクセサリー作りはここのところ忙しくて出来ていないのですが、韓国発信のアクセサリー制作動画は可愛いものが多くて、隙間時間にチェックしています。

――実際に暮らしてみて、タイのどのようなところに魅力を感じますか?

RUAN:「Girls Planet 999:少女祭典」での渡韓が初めての海外だったので、タイは私にとって人生2度目の海外なんです。知らない土地だったので、最初はすごく不安で……気候も違いますし、ご飯もスパイシーなものばかりなのかな? とか。でも、実際に行ってみたらとても楽しく暮らせています。日本とは違う部分もたくさんあるんですけど、タイの方たちがすごく温かくて、のんびりとした空気も好きです。コスメも良いものが多くて……タイコスメもたくさん使っていますし、タイ料理も満喫しています。特に「タイ式ミルクティー」がお気に入りです。今日の衣装もタイのブランドで全てスタイリングしていただいていて、可愛いですよね!

――楽しいお話をありがとうございました。最後に、今後の目標をお願いします。

RUAN:Gen1esになって、タイ、中国、マレーシア、韓国、そして日本と色々な国に行かせていただいています。こうやって世界中に出ていける日本人アーティストはまだ少ないと思うので、海外で活躍しているアーティストのみなさんの中にRUANも入れるように……Gen1esの活動も頑張って、RUANという名前も大きくしていきたいです。夢は大きく、世界に名前を届けたいです!



(取材:中村梢 / 撮影:朝岡英輔)

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