石破茂新総裁 解散総選挙の即実施に消極的 国民に「判断材料は提供」「不誠実な態度は取らない」

2024年09月27日 22:43

芸能

石破茂新総裁 解散総選挙の即実施に消極的 国民に「判断材料は提供」「不誠実な態度は取らない」
記者会見に臨む石破茂氏(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 自民党総裁選で選出された石破茂新総裁(67)が27日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)にリモートで生出演し、衆院の解散時期に言及した。
 決選投票では、1回目の投票で1位だった高市早苗経済安保担当相(63)を逆転。石破氏の215票(議員189票、都道府県26票)に対し、高市氏は194票(議員173票、都道府県21票)という僅差だった。

 総裁選後、会見に臨んだ石破氏は、解散時期について「野党とも論戦を交わした上で判断いただきたい。しかしながら、なるべく早くご審判を賜りたい」とし、「その2つを踏まえて適切な時期に判断する」と具体的時期には言及しなかった。

 反町理解説委員長からは「年内になるのかどうか、年をまたぐのかどうか」と選択肢が示された。石破氏は「あらゆる可能性を否定しません」としつつも、「断言はしませんよ。でも補正予算審議、本予算審議を考えれば、年を越えてはなかなか想定はしにくい」と答えた。

 政権維持のためには、フレッシュ感ある新内閣発足で即、衆院を解散し、国民の信を問う考えもある。反町氏からは「予算委員会や党首討論を経て解散だじゃなくて、ご祝儀相場があるうちに解散したいとは思いませんか?」と直球質問が飛んだ。

 石破氏は「そりゃあ人間だから駆られる気持ちはありますよ」と認めつつも、「予算委員会で議論をやったら支持率が下がるって、いつ決めたんですか?」と反論。「それで支持率が上がることもあるんじゃないですか?予算委員会をやるから下がるから、早くやった方がいいという論理はあまり取らない。国民の皆さんでご判断いただく材料はきちんと提供します」と約束した。

 その上で「内閣支持率が高いうちに総選挙をした方が、我が党の議席もたくさん得られるし、同志の方々の議席も確保できる。与党総裁として、それも考えないといけない。とにかく国民に向かって不誠実な態度だけは取らない」と断言した。

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