伊藤惇夫氏 石破新総裁の人事に言及「側近というか腹心の部下があんまり数いない」

2024年09月29日 11:52

芸能

伊藤惇夫氏 石破新総裁の人事に言及「側近というか腹心の部下があんまり数いない」
フジテレビ Photo By スポニチ
 政治アナリストの伊藤惇夫氏(76)が29日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。27日に投開票された自民党総裁選で石破茂新総裁(67)が選出されたことについて私見を述べた。
 史上最多9人が立候補した乱戦は、石破氏、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)による三つどもえの争いに。1回目の投票で過半数を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏による上位2人の決選投票で、石破氏が高市氏を逆転で破って新総裁に選出された。10月1日の臨時国会で首相に就任する。

 伊藤氏は「今の日本は内外ともに物凄い課題を抱えている。国際的な問題で言えば、例えば、高市さんが嫌われた理由の1つは靖国神社に参拝すると明言されたこと。これをやっちゃうと日中関係はますます険悪になるし、日韓関係に亀裂が入る。そうするとアメリカが怒るんです。そういうことやってはいけないというのが1つ。国内的に言うと、そんなに日本って今、皆さん安心できる状況じゃない。どういうチームを作って、周りに優秀なブレーン、スタッフを集めて、いいチーム、政権をこれから作っていくかが一番のポイント」とした。

 人事についても言及。伊藤氏は「少なくとも総裁選の最中に入閣の手形がばら撒かれています。ある陣営がやったことは聞いています。財務大臣が5人ぐらいいたり、外務大臣が3人ぐらいいたりとか」としつつ「それはもうチャラですから、石破さんが決めていくわけですけど。石破さんの場合、それこそ側近というか腹心の部下があんまり数いない。(内閣は実力で入れる?)そうあるべきだと思う」した。

 ただ「忘れちゃいけないのがこの問題の発端は政治とカネの問題。この問題に関しては各候補者あまり積極的な発言をしていないんです、石破さんも含めて。総裁選で勝ちたかったんでしょうね…」と苦笑した。

 立憲民主党も代表選が行われ、23日に決選投票の末、野田佳彦元首相(67)が新代表に選出された。伊藤氏は「立憲からすると、小泉さん、高市さんだったら、いけるぞって感じ。石破さんは手ごわいなって見てるんじゃないかなと」と分析した。

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