在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

ABC上田剛彦アナウンサー 「低温調理器」駆使する主婦目線の料理人アナ

2018年03月27日 13:30

芸能

ABC上田剛彦アナウンサー 「低温調理器」駆使する主婦目線の料理人アナ
自作のローストポークを披露するABC上田剛彦アナウンサー Photo By スポニチ
 ABCでは知る人ぞ知る料理人、それが4月にアナウンサー歴20年を迎える上田剛彦アナ(43)だ。3年ほど前から欧米で大流行している「低温調理器」を個人輸入して購入。「98ドルでした。肉の繊維を壊さず、うま味を閉じ込められます」と解説。「58度で5〜6時間かけて肉を焼けば、軟らかいローストチキン、ポーク、ビーフのできあがり。とにかくおいしい。肉嫌いの娘が喜んで食べるのがうれしいです」。上田はホオを緩めた。
 料理は5歳で始めた。「好きだったのではなく必要だったから」。両親が共働きで多忙。まずは米を炊くことを覚えた。小学1年の頃にはカレーを作れるように。この頃から包丁さばきはお手のものだ。

 大学時代、アルバイト先でイタリアンのシェフから教えを受け、入社後は「女子アナ料理教室」に同行、フランス料理を覚えた。和食、洋食なんでもOKだ。夫婦共働きで娘1人。バリバリ働く夫人とは家事をシェアしており「料理はいつの間にかボクの担当になりました」。今も退社後に買い物をして帰宅。低温調理器にはまって、料理のレパートリーは広がった。

 4月2日から同局夕方の報道情報番組「キャスト」(月〜金曜後4・58)の新しいMCに就任する。「例えば葉野菜の値段が高くなったら、1週間前ぐらいから自分で分かります」。主婦目線でニュースを届けられるのも強み。在阪各局が、し烈な戦いを繰り広げる夕方のニュース戦線に殴り込みをかける。(古野 公喜)

 ◆上田 剛彦(うえだ・たけひこ)1974年(昭49)9月30日、東京都大田区出身の43歳。国学院高―上智大外国語学部スペイン語学科を経て98年4月、朝日放送へ入社。同期にフリーアナの山本モナ(41)がいる。趣味は料理、テニス。英語、スペイン語が堪能。

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