2016年NHK大河ドラマ「真田丸」
「真田丸」第38話は15・7% 信繁に策残し…昌幸帰らぬ人に
2016年09月26日 05:30
芸能
8月28日に放送された第34話は日本テレビの24時間テレビと重なり13・2%で自己最低を記録したが、第35話では15・0%と回復。さらに第36話16・5%、第37話17・3%とポイントを上げていた。
大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(55)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。全50話。
第37話は「昌幸」。昌幸(草刈正雄)、信繁(堺)ら一行は、紀伊国・九度山村に流罪となった。昌幸は、信之(大泉洋)を通じて何度も釈放を願い出るが、家康(内野聖陽)はそれを無視して着々と天下取りを進めていく。一方、きり(長澤まさみ)と春(松岡茉優)は、一つ屋根の下で暮らすことになった。信繁ときりの信濃での思い出話を聞いた春は、思い悩む。徳川に許されず、落ち込む昌幸の元に、九度山の村人たちが「戦い方を教えてくれ」と訪ねて来る…という展開だった。