ききみみ　音楽ハンター

Ｍａｙ　Ｊ．「音楽の幅広げ、もっと多くの人に聴かれる歌手に」

2018年05月20日 10:50

芸能

Ｍａｙ　Ｊ．「音楽の幅広げ、もっと多くの人に聴かれる歌手に」 — 「音楽の幅を広げ、もっと多くの人に聴かれる歌手に」と話すＭａｙ　Ｊ． Photo By スポニチ

【７月、映画音楽のカバーアルバム発売。全国ツアーも】１９８９年１月８日に幕を開けた「平成」が、来年４月３０日で終わる。音楽界はプリンセス・プリンセス「Ｄｉａｍｏｎｄｓ」が大ヒットした元年以降、多数のミリオンヒットを生み、インターネット普及で試聴法が多様化した激動の時代。そんな平成ベストソングを各分野で調査、発表する月イチ企画がＭＢＳテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」で始まった。

　音楽と寄り添い、暮らしにプラスする同局のプロジェクト「＋（プラス）ｍｕｓｉｃ」の一環で、初回は京大生２００人にアンケート。歌手Ｍａｙ　Ｊ．（２９）が京大からの中継で、１位になった欅坂４６「サイレントマジョリティー」を披露した。同曲は２０１６年のヒット曲で、多数派に流されず自分らしく生きる勇気を説く。アイドルらしからぬ強いメッセージ性。Ｍａｙ　Ｊ．は「今の若者が共感してることが何かうれしい」と語った。

　８８年、昭和６３年生まれのＭａｙ　Ｊ．にとっての平成ベスト曲を聞くと、宇多田ヒカル「Ｆｉｒｓｔ　Ｌｏｖｅ」を挙げた。「英語も混ぜて歌うかっこよさ。宇多田さんが平成にはやらせたスタイルだと思います」

　自身もディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌「Ｌｅｔ　Ｉｔ　Ｇｏ〜ありのままで〜」で平成に爪痕を残した。７月に映画音楽のカバーアルバムを発売、９月１日には大阪・Ｚｅｐｐ　Ｎａｍｂａで全国ツアーの大阪公演を開く。次の元号に向け、「自分の音楽の幅を広げ、もっと多くの人に聴かれる歌手に」と展望を語った。

　★当コラムは、５月２３日放送のＭＢＳラジオ「子守康範　朝からてんコモリ！」午前７時台でも詳しく紹介します。