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明日海りお(下)トップ5年目、新たなステージへ―― 宝塚初のディズニー劇場公演

2018年07月14日 12:32

芸能

明日海りお(下)トップ5年目、新たなステージへ―― 宝塚初のディズニー劇場公演
天草四郎を演じるにあたり「髪の細かい色使いまでこだわった」と話す明日海りお Photo By スポニチ
 【花組「MESSIAH」(8・20まで宝塚大劇場、9・7~10・14東京宝塚劇場) 】 花組トップスター明日海りおの話題の新作「MESSIAH(メサイア)/BEAUTIFUL GARDEN」が7月13日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した(8月20日まで。東京宝塚劇場は9月7日〜10月14日)。
 明日海が「島原の乱」を率いた天草四郎に扮した芝居に、ショーの2本立て。芝居では深紅をベースにした衣装にブーツ、束ねた髪にも赤を入れ、ビジュアルにこだわる明日海らしさが今回も満載だ。ショーではシルクハットにステッキと、いかにも宝塚らしい場面が盛り込まれ「(トップ娘役の)仙名(彩世)との息の合ったコンビ感が出れば」と話す。

 さらに、今年の後半には新しい挑戦も。11月には東京ディズニーリゾート内にある千葉・舞浜アンフィシアターでのステージ「Delight Holiday」が決まった。宝塚が同劇場で公演するのは初めて。明日海は「小さいころからディズニーアニメが大好きで、熱を出して学校休まなきゃって時も心の中では“あ、アラジン見られる”って喜ぶ子供だったから。大人になってそんな所で公演できるなんて。本当にうれしかった」と子供のようにはしゃいだ。トップになって5年目。まだまだ可能性は広がっている。(土谷 美樹)

 ◆明日海 りお(あすみ・りお)6月26日生まれ、静岡市出身。静岡雙葉中を経て03年初舞台。月組配属。08年「ME AND MY GIRL」で新人公演初主演。13年花組に組替え。翌年5月、トップスターに。「ベルサイユのばら」「エリザベート」と宝塚を代表する作品のほか「金色の砂漠」など新作でもファンを魅了。身長1メートル69。愛称「みりお」。

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