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吉田裕 花見キャンプで「ありがとう」の大切さを再確認

2024年04月10日 11:00

芸能

吉田裕 花見キャンプで「ありがとう」の大切さを再確認
ソロキャンプと新喜劇、どっちが楽しいかな? Photo By スポニチ
 【吉本新喜劇・吉田裕の座長すんのか~い】どうも。吉本新喜劇の春夏秋冬をこよなく愛する吉田裕です!先日、ヤマザクラの下でソロキャンプしてきました!まあ、ソロキャンプを2人でしたのでデュオキャンプというんでしょうか。雨の中行ってまいりました。

 桜が舞い散る中、すてきな景色、空気を堪能してきました。きれいだな!と思っていたら、帰りにキャンプ場のスタッフさんに「桜が車に付いてすいません」と言われました。えっ!なんで。「こんなきれいな桜が舞い散り、車に付くなんてすてきやん」って思ったのですが、大阪に帰ってきて、すいませんの意味がわかりました。

 雨交じりの桜。ぜんぜん取れへんやん!こびりついてるやん!ピンクが黒くなってきて、白の車に斑点できてるみたいになってるやん!遠くから見たら、大きなダルメシアンが来たみたいになってるやん!

 何が言いたいかといいますと、毎年この時季になればすてきな桜が見られると思う人もいたら、また大変な時季が来たと思う人がいるんだなということです。掃除してくれる人がいるからこそ、また来年もきれいな桜が見られる。誰かが、見えないところで尽力してくれて、成り立ってるんだなと思いました。

 僕たちは、人前に立つ仕事をさせてもらってるので「いつも見てます!」「頑張ってください!」とか言ってもらえますが、毎日食べてるお米を作ってくれた方に「いつもありがとうございます」って言ったことがないし、服を作ってくれた方に「いつもすてきな服をありがとうございます」って伝えたことがない。

 どこかで誰かのおかげで生きられてるんだと今回のキャンプで再確認できました。やっぱり感謝の気持ちを忘れたらダメですよね。「ありがとうございます」。この気持ちを忘れずに今日も吉本新喜劇の舞台で頑張りたいと思います。

 まもなく新喜劇ツアーが始まります。7月7日に東京からスタートして全国を回ります。関西ももちろんありますので皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 新喜劇総勢109人で頑張ります!65周年の吉本新喜劇をよろしくお願いします。

 ◇吉田 裕(よしだ・ゆたか)1979年(昭54)3月29日生まれ、兵庫県高砂市出身の45歳。2005年、吉本新喜劇「第1個目 金の卵オーディション」に合格して入団。23年5月2日から座長。吉本総合芸能学院(NSC)大阪校23期生で同期に友近ら。血液型B。
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