【ニュージーランドT】ミスターX 大器アストラエンブレムが決める

2016年04月09日 05:30

競馬

 中山11R・ニュージーランドTは良血アストラエンブレムに期待だ。母ブラックエンブレムは08年秋華賞を制覇し、1つ上の兄ブライトエンブレムも昨年の弥生賞で2着。前走・フローラルウォーク賞を勝った厩舎ゆかりの良血馬が、軌道に乗りそうな雰囲気を漂わせている。
 その前走は他に行く馬がおらず、デビュー以来初めて逃げてV。中盤で12秒台のラップを刻んだものの、ラスト2Fは11秒台でまとめてしまいもしっかりしたところを見せた。小島茂師は「前走を逃げたことで行かなくちゃという気持ちが強くなっていたが、中間でだいぶ我慢もできるようになった」と説明。前走を経験したことで、どんな展開にも対応できる幅が出てきた。「あとは内枠で前に馬を置ければ」と師が希望していた3番枠もゲット。重賞を勝ちきれなかった大器がここであっさり決める。馬単(3)から(2)(5)(7)(9)(10)(14)。

 阪神11R・阪神牝馬Sは2冠馬ミッキークイーン。4カ月半ぶりの一戦となるが、ここを目標に乗り込んで調整は順調だ。6日の追い切りに騎乗したルメールは「気持ちが乗っているし、反応が良かった。さすがチャンピオンホース」と初コンビの相棒を手放しで褒めた。

 オークス、秋華賞Vを含めデビュー7戦オール連対で臨んだ前走・ジャパンCは8着。小柄な牝馬だけに蓄積した疲労もあったが、3角で他馬にぶつかったのが致命的だった。それでも勝ち馬には0秒3差まで詰めており、能力の高さは疑う余地がない。今年の始動戦を飾り、名牝への道を進む。馬単(6)から(4)(7)(8)(9)(13)。

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