【オールカマー】アルバート「いつも通り」好リズムで12秒9
2017年09月22日 05:30
競馬
天皇賞・春(5着)以来の休み明け。きっちり仕上げることだけに努めた。14日の1週前はWコースでの併せ馬で強めに追われて5F68秒3〜1F12秒3。森助手は「先週まではいくらか余裕残しの感じだったが、1週前をしっかりやって今週はいつものレース週の追い切り。これで態勢は整ったと思うし、トモ(後肢)のボリュームが増して成長も感じる」と話した。
平地国内最長のスポニチ賞ステイヤーズS(3600メートル)を15、16年と連覇し、今年は3400メートルのダイヤモンドSを制した。豪州遠征について森助手は「今回のレース内容とレース後の馬の状態を見て」と語るにとどめたが、現役国内屈指のステイヤーにとっては魅力の大きい舞台。始動戦とはいえ今後を占う重要な一戦となる。「距離は守備範囲。軽い馬場もこなすが、スタミナがあるタイプで力のいる馬場は合っている」。G2・2勝の中山でその脚力を示し、胸を張って豪州へ向かうか。