【オークス】アルテミス、あるぞ3勝目のミラクル
2018年05月16日 05:30
競馬
「そういえば3勝目でしたね。でもさすがに…」。担当の木村助手は大舞台を前に遠慮気味に笑うが、伸びしろと未知の魅力を“手応え”として実感する。
「最初の頃とは触った感じから全然違う。最初はかなり緩かった。今はカイバも食べて体もしっかりしてきました」
矢車賞は逃げ馬をマークする形から4コーナーで積極的に並び掛け、直線は突き放すワンサイド。着差はわずかに1馬身半差でも内容は完勝だった。「前走はスローでも34秒台の上がりを使ってくれた。使いながらレースも上手になっている。距離が延びても問題ないでしょう」と12Fに不安はない。晩成で知られるハーツクライ産駒に兄が奇跡の菊花賞馬トーホウジャッカルなら3勝目のミラクルを信じていい。