【日本ダービー】プレミアム W杯イヤー“最強枠”ゲット!

2018年05月25日 05:30

競馬

【日本ダービー】プレミアム W杯イヤー“最強枠”ゲット!
<ダービー>調教へ向かうダノンプレミアム(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 サッカーのワールドカップ(W杯)イヤーは1枠だ――。「第85回日本ダービー」の枠順が決まり、有力候補ダノンプレミアムが1枠1番を引き当てた。W杯過去3大会開催年全てで優勝馬を出している1枠に加え、馬番別でもこれまで最多の4勝を挙げている1番。皐月賞を回避し、ぶっつけで挑むプレミアムにとって願ってもない“最強枠”ゲットとなった。強運も味方にダービー馬の称号をつかむ。また、関東のホープ丸山元気(27)はアドマイヤアルバでのダービー初騎乗に目を輝かせた。
 2018年はロシアで開催されるサッカーW杯。近年の3大会で日本ダービーと密接に関わっている枠がある。それが1枠だ。06年ドイツ大会のメイショウサムソン、10年南アフリカ大会のエイシンフラッシュ、記憶に新しい14年ブラジル大会のワンアンドオンリー、3頭全てが1枠から戴冠を果たした。その上、過去10年のダービーに限定すると馬番1の好走確率も凄い。08年ディープスカイから09年ロジユニヴァース、10年エイシンフラッシュと3連勝を飾り、13年キズナと合わせて4勝。2着に11年ウインバリアシオンと15年サトノラーゼンの2頭、16年ディーマジェスティが3着で勝率40%、連対率60%、複勝率70%は驚異的と言うしかない。

 この絶好枠をダノンプレミアムがズバッと引き当てた。猿橋助手が「どのレースでもそうですけど、決まった枠でベストを尽くすだけです」と言うように中内田厩舎のスタンスとして枠順にこだわりはなく、それよりキッチリ仕上げて競馬で力を引き出すことに専念。昨夏の新馬戦から弥生賞までデビュー4連勝を飾り、右前挫石で皐月賞を回避するアクシデントはあったが、そこから立て直して順調に稽古をこなしてきた。前日の最終追い切りは単走で5F69秒4〜1F11秒3。ラスト1Fの時計が示すように、はじけるように伸びてきた。猿橋助手が続ける。

 「爪を傷めて皐月賞を回避したけど、そこが治ってからは変わりなく来ています。先週、今週と川田さんに乗ってもらって特に悪いことは言っていなかったし、いい感じですよ」

 無敗ダービーVなら05年ディープインパクト以来、13年ぶり11頭目。2F延長と休み明けをクリアして偉業達成、そして世代最強を証明へ。抜群の勝負強さを誇るディープインパクト産駒が連勝街道を突き進む。

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