【日本ダービー】エナジー 名馬の背中追い“下剋上”だ!
2018年05月25日 05:30
競馬
「坂路(自己ベスト4F50秒5)を軽々と駆け上がってくるし、芝をこなせそうなスピードを持っている。身体能力は高く、レースセンスもいい。適性さえ示せば、恥ずかしい競馬はしないと思いますよ」
馬の3歳春は人間に例えるなら16歳。体は完成途上だ。その上で同助手は「砂血統だが、まだ重たい筋肉がついていない。この時期は“ごまかし”が利きますからね」と適性を示唆。さらには、名馬を引き合いに出してイメージを重ねる。
「(テイエム)オペラオーも初勝利はダート。調教もこれだけ動く馬ですし、挑戦する価値はあると思います」
17日に心臓麻痺(まひ)により急死したテイエムオペラオー。現役時代はタフな走りで周囲の評価を覆した。偉大な背中を追うエナジーも夢舞台で。細原は陣営の強気なトーンに心が引きつけられた。