【有力2歳馬情報】ヴィルシーナ初子ブラヴァス 友道師「本当にいい馬」

2018年05月25日 15:49

競馬

 【西のトップステーブル 友道厩舎 】 さすがは西のトップステーブルだけあって、ズラリと良血馬がそろった。まずはヴィルシーナの初子となる『ブラヴァス』(牡、父キングカメハメハ)に注目したい。母は牝馬3冠がいずれもジェンティルドンナの2着。4、5歳時にヴィクトリアマイルを連覇した。友道師は「本当にいい馬」と顔をほころばせる。
 「生まれた時から凄くいい馬なんです。先日、佐々木オーナーと牧場に行った際にも、“何時間見ていても飽きない馬だね”と言ったぐらい、立ち姿がいいですね。性格はやんちゃだけど、かわいい顔をしていますよ」

 5月中旬には栗東トレセンに入厩予定。「順調ならば中京芝2000メートル(7月8日と7月22日に1鞍ずつ)でデビュー予定です」と語る。

 続いても厩舎ゆかりの血統馬を紹介しよう。『ウーリリ』(牡、父ディープインパクト・母ウィキウィキ)は一昨年のダービーを制したマカヒキの全弟だ。ただ、トレーナーは「ちょっとタイプが違う」と明かす。

 「マカヒキは当初、“マイルをもてば…”と思っていたぐらいだけど、弟はいい意味で距離がもちそうな感じ。500キロ近いけど、スラッとしています。函館でゲート試験を受けて、秋ぐらいのデビューになるでしょう」

 『オーサムウインド』(牝、父ディープインパクト・母オーサムフェザー)は現3歳スーパーフェザーの全妹となる。

 「410キロぐらいと小さいけど、見た目にはもっとある感じ。スーパーフェザーをふた回りぐらい小さくした感じですね。走りはいい感じだし、走ってくると思います。(適性的には)桜花賞もオークスもいけそうなタイプです」

 ディープインパクト産駒では、ワールドエースの全弟となる『ワールドプレミア』(牡、母マンデラ)にも期待が高まる。

 「兄よりひと回り小さくて480キロから490キロぐらいだけど、ちょうどいいサイズでしょう。徐々に良くなっている感じ。北海道でゲート試験を受けて、秋デビューの予定です」

 毎年のように活躍馬が出ている金子真人ホールディングス(株)の所有馬では『ビーチサンバ』(牝、父クロフネ・母フサイチエアデール)の感触がいい。母は重賞4勝の活躍馬。全兄には朝日杯FSを制したフサイチリシャールがいる。

 「牝馬でそんなに馬格はないけど、バランスがいいんです。クロフネっぽくなくて、スラッとしている。芝で距離がもちそうな体をしていますよ」

 穴っぽいのは母『ポジショントーク』(牡、父マンハッタンカフェ)。母の全姉がシングライクバードなので、重賞2勝のシングウィズジョイとは同じ血統構成となる。

 「オーナー(丸山担氏)がシングウィズジョイと同じ血統の馬を…と考えて配合して、うちの厩舎に預けていただけた。その気持ちがうれしいし、この馬はいいと思うよ。北海道でゲート試験を受けて、秋頃のデビューになると思います」

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