ボートレース浜名湖の「ルーキーシリーズ第4戦スカパー!・JLC杯」は28日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の豊田健士郎(23=三重)がイン逃げ快勝。前節鳴門一般戦に続く2場所連続通算4度目の優勝を飾った。2着は仲谷颯仁、3着は近江翔吾。
1コースからコンマ09のスリット。「エンジンのおかげ。ホッとしています。遅れることのないように、同期を信頼して行きました」。2、3コースの仲谷、佐藤とほぼ互角のスタートを入れればもう大丈夫。豪快な先マイを決めてぶっちぎった。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ボートレースでもこの日から無観客レースを実施。豊田は「(舟券を)買ってくれる方はいるので変わらず一走一走走るだけ。しっかりA1に復帰して記念で結果を出せるように」と意気込んだ。19年ヤングダービー(三国)で準V。東海地区最優秀新人選手を射止めた23歳の勢いは増す一方だ。なお、豊田の次走は3月4日開幕のボートレース多摩川「ルーキーS第5戦スカパー!第20回JLCカップ」。