【ヴィクトリアM】“阪神牝馬S組”ファンタジー激走の予感
2020年05月15日 05:30
競馬
始動戦となった前走の阪神牝馬Sは約6カ月ぶりの実戦。好位外からじわじわ追い上げたものの5着に敗れた。「休み明けとしては悪い内容ではなかった。最後に伸び切れなかったあたり、思った以上に余裕残しの仕上げが影響したのかもしれません」と分析する。この阪神牝馬S組の巻き返しは、ヴィクトリアマイルのキーワード。16年ストレイトガールが9着から、18年ジュールポレールが5着から本番で戴冠した。実力馬が東京マイルで激変のケースが多いのだ。
「マイルは得意とする距離ですし、左回りや輸送も問題ない。相手はそろいますが、調子を上げて本番に向かえると思います」と仕上がりに太鼓判を押す。アーモンドアイの牙城を崩すことは容易ではない。それでも新谷は取材の感触から、女王にひと泡吹かせるかもと強く感じている。