【宮島・G1宮島チャンピオンC】船岡 地元&G1初制覇、鮮やか捲り差し決めた
2022年04月10日 05:30
ボートレース
「宮島で優勝したいと思っていましたからね。凄くうれしいです」
Vを呼び込んだのはエンジンパワー。元々評判の高かった53号機だったが、序盤はピリッとせず。2日目後半戦前にギアケースとキャブレターを交換してから強伸び仕様に一変させた。4日目からは勝ちっ放し。
「伸びるので捲ろうと思っていたけど、差したらうまくいきました。節間でおそらく上位3位までには入る仕上がりだったと思います」と胸を張った。
昨年は年間優勝7回の荒稼ぎ。その結果、先月の大村クラシックでSG初出場を決めた。近況の地力強化は目覚ましい。
「大上(卓人)、村松(修二)の後輩たちに先を(特別競走Vを)越されたので、もうちょっと頑張らないといけないなと」
意識改革で、より強くなる。今回の勝利で来年のSGクラシック(23年3月16~21日、平和島)の権利獲りにも成功した。
「先月のクラシックは最初で最後のSGだと思って臨んだら、Fを切ってしまいました。これでリベンジできますね」
新年度最初のG1競走は、地元・広島支部からのニューヒーロー誕生を告げて閉幕した。
《次走》馬場貴也、寺田祥、船岡洋一郎、山口剛、桐生順平、須藤博倫は共に13日からの戸田G1戸田プリムローズに出場。菊地孝平、井口佳典、石野貴之、篠崎元志、茅原悠紀、遠藤エミら強豪とVを争う。