【岸和田競輪 パールカップ 決勝戦】混戦制すのは奥井迪 連日の攻める姿勢を買う
2024年06月13日 03:30
競輪
東西の準決はまさにサバイバルレースだった。女王・児玉碧衣を始め、選考順位のトップ3が脱落する波乱。激戦必至だが、本命は本格先行タイプの奥井迪を指名した。連日の攻める姿勢と迫力は見事。迷いなく仕掛けてG1初優勝へ。
柳原が準決で内を好走して2着と決勝進出へ執念を見せた。意欲的に位置を取って踏み込めば優勝争い。当銘が2連勝と充実一途。追走技術が光り、奥井の番手を取り切るなら台頭も。捲りの破壊力屈指の尾崎が真価発揮なら怖い。一発を狙う山原も差はない。
(1)当銘直美 目標にしていた決勝へ進めてうれしい。何でもやります。
(2)奥井迪 ホームでは駆けるつもりだったが、(久米が)1車で来たので。自分のタイミングで踏んだが、凄い声援で1着を獲りたい気持ちで踏みました。自分のスタイルで自力。
(3)柳原真緒 内しかなかった。近畿の代表として今できるレースをしたい。自力自在に。
(4)吉村早耶香 奥井さんが早めに来てくれたので付いて行こうと。最後に抜けていないのが課題。G1の決勝はうれしいです。自力自在に走ります。
(5)尾崎睦 まずは決勝に乗ることを考えていた。強い気持ちを持って自力で。
(6)山原さくら 前からの組み立てを考えていた。3コーナー過ぎから目いっぱい踏んだが、必死過ぎてよく分からない。奥井さんの1着は凄く格好いい。刺激をもらいました。前々と攻めるレース。自力です。
(7)石井貴子 4着だったので(12Rの結果待ちで)自分のレースより緊張しました。レースは、う~ん、良くなかったですね。基本的なことができていなかった。G1の決勝はありがたい。精いっぱい自分のできることを頑張りたい。自力基本。