【尼崎ボート スポニチ杯しらなみ賞競走】野中一平 鮮やか4カド捲りで今年2V
2024年08月21日 17:46
ボートレース
野中は今節が30日のフライング休み明け。「フライングを期初めにしてしまって、思い切ったレースができなかった」と今節も4日目までの勝利は2日目12Rに挙げたイン逃げの1回。機力的にも「もうひと押しが、なかなか来なくて。いい意味でまとまっている、悪い意味でこぢんまり」と目立つ気配ではなかった。4号艇での優出となり「まくってちょうだい、ということもあるし、4カドなのでスリット近辺を求めてペラを叩き変えた」ことが奏功した。
10月に30歳となる野中にとって、来月のプレミアムG1ヤングダービー(18~23日、桐生)は“ラストチャンス”。「これをきっかけに、自分らしいレースを。今節のイメージを持って」。天性の鋭発力でG1タイトルを狙う。
◇野中 一平(のなか・いっぺい)1994年(平6)10月17日生まれ、岐阜県出身の29歳。愛知支部の115期生として、2014年11月のとこなめで初出走。18年7月の江戸川で初優勝。18年9月の浜名湖ヤングダービーでG1初出走。通算57優出10V。同期は佐藤隆太郎、仲谷颯仁、関浩哉、豊田健士郎ら。1メートル60。血液型A。