【女子ボートレーサー紹介「女神にキュン」】原村百那 強いレーサーを夢見る野球女子

2024年08月22日 04:30

ボートレース

【女子ボートレーサー紹介「女神にキュン」】原村百那 強いレーサーを夢見る野球女子
小学校1年から12年間野球に打ち込んだ原村百那 Photo By スポニチ
 山口県周南市出身の原村百那(22=山口)はボートレース徳山から車で30分ほどのところで生まれ育ち、学生時代は野球に打ち込んだ。
 「父が少年野球の監督だった影響で小学1年からそのチームに入っていました。中学校は女子1人で野球部に所属して周南市の選抜にも選ばれましたよ。近くの高校で女子野球部があるのは広島、福岡しかなくて、福岡の折尾愛真高校に進学しました」

 男子の硬式野球部は2018年夏に甲子園初出場。自身は高校3年時に全国ベスト8に入った。

 「甲子園に出たのは自分が2年の時。女子野球部もユニホームを着てスタンドで応援しました。ポジションは主にセカンドかライト。背が小さいので小技が得意でしたね。準々決勝は最後のバッターでした」

 高校卒業後は周南市で就職したが「若いうちに何かに挑戦したい!」と一念発起。「小さい頃に父に連れられて徳山で見たボートレース」選手になる決意をした。

 「親が大好き。親孝行したい」と話す22歳。プライベートでは「ゴルフ、サーフィン、スノボ、旅行、キャンプが趣味です」と目を輝かせた。デビューから3カ月が経過。野球で培った身体能力と根性を生かして水上では「安定して強いレーサー」を目指す。

 ◇原村 百那(はらむら・ももな)2001年(平13)11月29日生まれ、山口県周南市出身の22歳。山口支部の134期生として今年5月26日の下関でデビュー。好きな食べ物は「ころころ変わるけど最近はフライドポテト。1カ月くらい前は桃でした」。1メートル53、血液型O。

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