【武雄競輪 スポニチプレゼンツ・日本名輪会C井上茂徳杯】松本秀之介がV 視線はすでに地元記念へ

2024年09月12日 19:05

競輪

【武雄競輪 スポニチプレゼンツ・日本名輪会C井上茂徳杯】松本秀之介がV 視線はすでに地元記念へ
スポニチカップを手に井上茂徳氏(左)と記念撮影に応じる松本秀之介 Photo By スポニチ
 武雄競輪のスポニチプレゼンツ・日本名輪会カップ「第26回井上茂徳杯」はS級決勝が行われ、5番手打鐘過ぎ2センターからスパートした松本秀之介(24=熊本)が逃げ切り、今年初優勝を飾った。
 成田がSを決め正攻法の位置。小笠原を迎え入れ、小笠原―成田―福島―松本―原井―湊―太田の隊列。松本の上昇に合わせ小笠原が突っ張る。太田が湊後位へ切り替え、松本の位置は5番手。満を持して打鐘過ぎ2センターから一気に仕掛けた松本は小笠原を叩いて先行態勢を築くと、原井をどかして番手回りとなった成田をも寄せ付けない力強いフットワークで押し切った。

 会心の逃げ切りで今年初Vを飾った松本は「いい状態で決勝を走れた」と振り返った。ロングスパートを見せた初日特選。鮮やかな捲りを放った準決。連日、破格のスピードを披露した。

 当面の目標は地元記念(10月3~6日)で結果を残すこと。「再開後の地元は記念が初斡旋。地元ファンの声援に応えたい」と語った。

 ◇松本 秀之介(まつもと・ひでのすけ)2000年(平12)5月7日生まれ、熊本県出身の24歳。117期で在所成績3位。20年5月、小倉でプロデビュー。22年6月の別府で通算100勝。井上茂徳杯が今年初V。通算402戦158勝。1メートル77、78キロ。血液型B。

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