【びわこボート G1びわこ大賞】深井利寿 12年ぶり2回目のG1制覇&地元周年初制覇
2024年09月17日 18:36
ボートレース
「自分的には今まで扱ったエンジンの中では節イチだと思っています。優勝戦もエンジンを信じていたので、落ち着いて自分のターンができました」
8月の中間整備で激変した相棒に全幅の信頼を置いた。あとはレースに集中するだけ。優勝戦も実に冷静な走りで他艇を完封した。
「児島でG1を優勝した時もうれしかったけど、やっぱり地元GⅠは違いますね。最高です」
深井が優勝した直後には宮島オールレディースで弟子の遠藤エミも師匠を祝福するVゴールを決めた。
「同じ日に(遠藤と)優勝できてうれしいです。本当に今の滋賀支部はすごいので、自分もついていけるように思ってやっています」
8月のプレミアムG1レディースチャンピオン(福岡)で遠藤が優勝してから、馬場貴也(まるがめSGメモリアル)と丸野一樹(三国G2MB大賞)が優勝して、さらに今回の深井が続いた。勢いに乗る支部。これで来年の若松SGクラシック出場権もつかんだ。
「まだSGで1着を獲れていないので(初出場だった13年3月の平和島クラシックが4,6,2,4,4,4,3,2,2着。同7月の若松オーシャンカップは6,2,3,5,5,2,6,6着)、獲りたいですね」と語る。50歳になっても謙虚で実直なところは変わらない。今後も地道に目の前の一走に集中する。
◇深井 利寿(ふかい・としひさ)1974年(昭49)8月8日生まれ、滋賀県出身の50歳。滋賀支部所属。81期。97年11月びわこ一般戦でデビュー。2001年4月とこなめ一般戦で初優勝。通算成績6961走1473勝16V。1メートル62。血液型O。