【桐生ボート PG1ヤングダービー】定松勇樹 〝登録番号5000番台初〟の偉業再び
2024年09月18日 04:30
ボートレース
「夢見ていたSGを獲れたのは良かったが、その後は流れに乗り切れていない。G1についても自分の中では思うところがある」
こう振り返った通り、6月以降は2度の途中帰郷。尼崎ルーキー優勝はあるが、それ以上に苦戦が目立っている。G1も通算12節(うち追配1節)で優出0回。「勝負駆けで落とすことが多い。G1では空回りばかりしている」と語った。
それでも直前の津72周年で初めてG1の予選を突破。流れは上向いたか。「ヤングダービーは優勝したい。出場回数が限られているので今年獲るつもりで行く。ドリームから気合を入れていきます」。師匠・峰竜太も手にできなかったタイトル奪取へ、初戦からフルスロットルで駆け抜ける。
【前検の定松】最低レベルの感触「何もいいところがない」
70号機は2連対率こそ34%台と悪くないが、感触は最低レベル。「何もいいところがない。ペラを叩いて無理そうなら整備も考える」と険しい表情を浮かべた。ただ、SG覇者は諦めない。特訓後はすぐプロペラ修正室に向かい、ハンマーを手にした。