【桐生ボート PG1ヤングダービー】定松勇樹 〝登録番号5000番台初〟の偉業再び

2024年09月18日 04:30

ボートレース

【桐生ボート PG1ヤングダービー】定松勇樹 〝登録番号5000番台初〟の偉業再び
「ドリームから気合を入れていきます」と語る定松勇樹(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 ナイター開催のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は18日、群馬のボートレース桐生を舞台に幕を開ける。30歳未満(9月1日時点)のレーサーたちによる闘志むき出しのバトルでは、27人が登録番号5000番台初Vに挑む。この中で唯一ドリーム戦に選出されたのが定松勇樹(23=佐賀)だ。
 登録番号5000番台初のヤングダービー覇者は誰か――。その最有力候補は間違いなく定松だ。5月の多摩川オールスターでSG初制覇。5000番台初の快挙を達成した。ただ、その後は不本意なレースが続いているという。

 「夢見ていたSGを獲れたのは良かったが、その後は流れに乗り切れていない。G1についても自分の中では思うところがある」

 こう振り返った通り、6月以降は2度の途中帰郷。尼崎ルーキー優勝はあるが、それ以上に苦戦が目立っている。G1も通算12節(うち追配1節)で優出0回。「勝負駆けで落とすことが多い。G1では空回りばかりしている」と語った。

 それでも直前の津72周年で初めてG1の予選を突破。流れは上向いたか。「ヤングダービーは優勝したい。出場回数が限られているので今年獲るつもりで行く。ドリームから気合を入れていきます」。師匠・峰竜太も手にできなかったタイトル奪取へ、初戦からフルスロットルで駆け抜ける。

 【前検の定松】最低レベルの感触「何もいいところがない」

 70号機は2連対率こそ34%台と悪くないが、感触は最低レベル。「何もいいところがない。ペラを叩いて無理そうなら整備も考える」と険しい表情を浮かべた。ただ、SG覇者は諦めない。特訓後はすぐプロペラ修正室に向かい、ハンマーを手にした。

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