【桐生ボート PG1ヤングダービー】中尾彰宏の“イイ値”は佐々木翔斗 親父、頑張ってます

2024年09月19日 04:30

ボートレース

【桐生ボート PG1ヤングダービー】中尾彰宏の“イイ値”は佐々木翔斗 親父、頑張ってます
初日4Rを制し、水神祭を行った佐々木翔。ポーズも決まった(撮影・五島 佑一郎) Photo By スポニチ
 ボートレース桐生のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は2日目を迎える。中尾彰宏記者の「超イイ値」は佐々木翔斗に注目した。
 ひと足早い最高のプレゼントを贈った。佐々木翔は初日4Rのイン戦をしっかりとモノにしてG1初勝利。オープニングセレモニーで「今節は息子の誕生日。親父、頑張ります」と宣言した通りの活躍を見せた。9R後には水神祭が行われ「同期や先輩に投げてもらってうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。

 ヤングダービーだけでなくG1自体が初出場。「G1に出られてホッとした。養成所時代は凄い選手ではなかったので、地道にやってきて良かった。ヤングダービーは同世代が相手なので刺激をもらえる。仲はいいけど、ライバルなので」。大舞台でも気負わず静かに闘志を燃やす。

 今期は自身初となるA1級に昇格。「上がってみて難しさを痛感した。いい時は着を獲れるけど、悪い時に耐えられるかどうか。A1キープは難しそうだけど上に行くためのきっかけとして、いい機会になっている」。苦しい経験も一つ一つを糧として着実に成長を続けている。

 次男の天璃(てんり)君は、20日に1歳を迎える。「息子の誕生日とヤングダービーがかぶっているのは縁があると思う。やれることをやって頑張りたい」。レース後には、すぐさまプロペラ調整に着手していた。2日目も勝利を積み上げて、初日に続く前祝いをする。

 【中尾の買い目】4Rは2コースから差し、捲りの両面策で突破する。<2><1>、<2><3>、<2><5>流し。12Rは5コースから鮮やかに艇間を割る。<5><1>流し、<5>流し<1>。

 ◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれの33歳。ナイター開催での「超イイ値」担当は初めて。締め切りと戦う日々が始まる。

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