【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】中尾彰宏の〝超イイ値〟は新開航 勢いに乗ってもう一丁

2024年09月22日 04:30

ボートレース

【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】中尾彰宏の〝超イイ値〟は新開航 勢いに乗ってもう一丁
4日目4Rを制した新開航(撮影・五島 佑一郎) Photo By スポニチ
 ボートレース桐生のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は4日間の予選を終え、いよいよ5日目。中尾彰宏記者の「超イイ値」は新開航(28=福岡)に期待を寄せた。
 まずは予選を突破し、安堵(あんど)の表情を浮かべた。新開は4日目4Rで2コースから差し切り勝ち。今節2勝目を挙げて予選を締めくくった。「ギリギリで準優に乗ってもダメだと思っていたので、1着が獲れて安心した。節間はもう少し着を獲れたと思うけど、最後に勝てたので結果的に流れはいい」。節序盤から軽快な動きを見せていたものの、勝ち切れない走りが続いていただけに準優勝戦前のこの白星は大きい。

 ヤングダービーは23年9月の下関大会でG1初優出を決めた思い出深い大会。「G1初優出は一つの目標だったので、次の目標へという意味できっかけになった」。その後は10月のダービー(蒲郡)でSGの予選を初めて通過すると、11月のダイヤモンドカップ(とこなめ)でG1初優勝。大躍進の契機となった。

 一気に飛躍を遂げた若武者も昔は野球少年だった。大谷翔平の「50―50(50本塁打、50盗塁)」の偉業達成が「52―52」まで伸びたことを知ると「ヤバいですね。凄いし、うれしい。元気をもらう。パワーに変えたい」と満面の笑みを浮かべた。「気持ち的には優勝しか目指していない。フライングを持っている分、スタートには気を使っているけど、準優は自分のスタートをしっかりと行きたい」。流れを味方につけ、勢いそのままにセミファイナルも突破する。

 【中尾の買い目】準優勝戦9Rは3コースから捲り、捲り差しの両面策。<3><1>、<3><4>流し。

 ◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれの33歳。4日目は祖母の米寿の祝いだった。しっかり当てて、プレゼントを買って帰る。

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