【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】中尾彰宏の〝超イイ値〟は新開航 勢いに乗ってもう一丁
2024年09月22日 04:30
ボートレース
ヤングダービーは23年9月の下関大会でG1初優出を決めた思い出深い大会。「G1初優出は一つの目標だったので、次の目標へという意味できっかけになった」。その後は10月のダービー(蒲郡)でSGの予選を初めて通過すると、11月のダイヤモンドカップ(とこなめ)でG1初優勝。大躍進の契機となった。
一気に飛躍を遂げた若武者も昔は野球少年だった。大谷翔平の「50―50(50本塁打、50盗塁)」の偉業達成が「52―52」まで伸びたことを知ると「ヤバいですね。凄いし、うれしい。元気をもらう。パワーに変えたい」と満面の笑みを浮かべた。「気持ち的には優勝しか目指していない。フライングを持っている分、スタートには気を使っているけど、準優は自分のスタートをしっかりと行きたい」。流れを味方につけ、勢いそのままにセミファイナルも突破する。
【中尾の買い目】準優勝戦9Rは3コースから捲り、捲り差しの両面策。<3><1>、<3><4>流し。
◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれの33歳。4日目は祖母の米寿の祝いだった。しっかり当てて、プレゼントを買って帰る。