【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】中尾彰宏の〝超イイ値〟は沢田尚也 滋賀支部の勢い背に

2024年09月23日 04:30

ボートレース

【桐生ボート PG1第11回ヤングダービー】中尾彰宏の〝超イイ値〟は沢田尚也 滋賀支部の勢い背に
G1初の優勝戦進出を決めた沢田尚也(撮影・五島 佑一郎) Photo By スポニチ
 ボートレース桐生のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は5日目の準優勝戦を終え、23日の最終日12Rに行われる優勝戦メンバーが出そろった。中尾彰宏記者の「超イイ値」は好調・滋賀支部の沢田尚也(25)に注目した。
 湖国勢の勢いを背に受けてG1初優出を果たした。沢田は5日目9Rで5コースから艇間を割ると末永和也、新開航との2着争いを制してファイナル進出を決めた。「今年の目標の一つだったので、優出できてホッとしている」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。準優勝戦前にはリング2本を交換。「準優を戦う上で、このままでは厳しいと思って整備した。リングを換えたことでペラの方向性も見えてきて、いい調整につながった。全体的に底上げができた」と決断が功を奏した。

 滋賀支部は飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続けている。8月のプレミアムG1レディースチャンピオン(福岡)で遠藤エミが優勝すると、9月のSGメモリアル(まるがめ)で馬場貴也、G2MB大賞(三国)で丸野一樹、びわこ72周年記念で深井利寿と、特別競走で立て続けにV。「滋賀支部が絶好調なので若手が後をつないでいけるように頑張りたい」と刺激を受ける。

 ヤングダービーは21年の徳山大会から4年連続で出場。「若手の頂点を決める大会で全員がライバルなので勝ちたいという強い気持ちがある」と気合も入る。大会前には師匠の馬場貴也から「“ヤングダービーで頑張ってこいよ”と背中を押してもらった。(10月の桐生68周年記念に出場する)馬場さんにいい情報をあげたい」。深い師弟愛も好成績につながっている。ラストは師匠がメモリアルの準優勝戦で見せた6コース差しを再現してみせる。

 【中尾の買い目】12Rは6コースから最内差し。<6>=<1>流しの8点で勝負。

 ◇中尾 彰宏(なかお・あきひろ)1990年(平2)11月25日生まれの33歳。大学生時代に最も通ったレース場はびわこ。湖国勢の勢いにあやかりたい。

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