ボートレース桐生のプレミアムG1「第11回ヤングダービー」は23日、12Rで優勝戦が行われた。3号艇で出走した川原祐明(29=香川)は1コーナーで会心の捲り差しを披露。1号艇・関浩哉を完全に捉えた。
しかし、2コーナーで関の差し返しに屈し、惜しくも2着。G1初制覇は幻に終わった。「1コーナーの捲り差しは完璧でした。絶対に入っていると思ったけど、2コーナーでターンマークに寄り過ぎてしまった。このエンジンにしては出し切れたと思う。でも、足があと少し足りなかった。悔しいです。次以降に生かしたい」と唇をかんだ。
29歳でヤングダービーは今回で卒業。先輩たちとの戦いで、この敗戦を糧にする。