【峰竜太のアロハな気分】ハワイへ一人でサーフィンの旅!後輩の活躍を楽しむ余裕も出てきました
2024年09月25日 05:00
ボートレース
「一人でハワイに行ったのは初めて。長女が受験だったこともあって来られなくて。僕もハワイで夏休みしたくて行かせてもらいました。あとは自分の人生でハワイに一人でサーフトリップしたっていう武勇伝が欲しくて行きました」
“サーフトリップ”という言葉が出たが、観光には目もくれず、ひたすら波に乗っていたようだ。
「最高でした。ボートレースを続ける理由の一つですね。ハワイにサーフィンをしに行くため。人生を豊かにしてくれます!」
もはや峰竜太の人生の一部になっているハワイでのサーフィン。気に入っているポイントがある。
「ワイキキビーチのクイーンズというポイントですね。今回は移動手段がなかったので、その近くのホテルに泊まっていました」
峰の人生に、“ハワイで一人サーフトリップ”が加わった。次なる野望とは…。
「どうすかねー、世界中の波に乗ってみたい。冬場だったら一人でノースショア(ハワイのポイント名)のビッグウエーブにチャレンジしてみたい。あとはパウダースノーを山頂からスノボで一気に下ってみたいですね」
ドラマチックなVを飾った昨年10月のダービーでSG復帰を果たした峰。先月のメモリアルで復帰後、ひと通りのSGを消化した。改めてこの1年、そして現在の心境を聞いた。
「正直な心の話をすると、精神的に苦しんでいた重圧が少しなくなって、本来ゲーム感覚で楽しんでいたボートレースの駆け引きだったり、ターンの挑戦だったり、あとは若い世代の成長だったり…。凄く楽しんでいます!」
重圧が減った要因はあったのか。そこにも言及した。
「もう、よく頑張ったかなと自分で思いましてね。あとは宮地(元輝)や、さだ(定松勇樹)とか、たくさん次の世代が出てきたおかげでしょうね」
同支部の後輩が自身に続いて大舞台で輝きを放っている。5月のオールスターでは、まな弟子の定松がSG制覇。がむしゃらに突っ走ってきた峰も後輩の活躍を楽しむ余裕が出てきたようだ。
「ダービーを獲って賞金王(グランプリ)に最後のチャレンジをして、その後に、さだがSGを獲って。そこからですね」
言葉だけを聞いていると燃え尽きてしまったのか?と心配になってしまうファンもいるだろう。
「気持ちに変化が出ただけでレースやレース場での過ごし方などは何も変わらないですよ」
いらぬ心配を吹き飛ばしてくれた。喜び、幸福感に包まれた峰竜太の走りをこれからも見届けていきたい。