【下関ボート スポニチ金杯争奪戦】金田諭 力強く逃げ切って今年初V

2024年09月25日 21:12

ボートレース

【下関ボート スポニチ金杯争奪戦】金田諭 力強く逃げ切って今年初V
スポニチ金杯を手に笑顔の金田諭      Photo By スポニチ
 ボートレース下関の「スポニチ金杯争奪戦」は25日、12Rで優勝戦が行われ、金田諭(45=埼玉)がインから逃げて、昨年10月14日の桐生以来となる今年初Vを飾った(通算44回目、下関では2008年7月24日以来2回目)。中嶋健一郎が6コースから捲り差し2着、地元の海野康志郎が3着に入り、3連単<1><6><2>は8790円(25番人気)の決着となった。
 きっちり押し切って人気に応えた。進入は枠なりの3対3。金田はインからコンマ15のスタートでカド4コース・真庭明志の捲りを受け止めると、中嶋の捲り差しも許さず逃げに持ち込んだ。

 「スタートはちょっと放ってしまった。1マークは全速で回れて、舟も返ってきた。回転も上がっていて、いい状態でいけた」

 下関は約5年5カ月ぶりの出走。初日にキャブレターを交換すると、3、4日目は安定板が使用されたものの調整は順調に進み、気配は日に日に上向いていった。準優勝戦後には出足、伸びともにまずまずの手応えをつかみ、結局、10戦7勝の王道Vと貫禄を見せた。

 「準優も優勝戦も緊張するかなと思ったけど、リラックスしていけましたね。休み明けでもあったんで、Fを切らないように集中していた。今年は優勝がなかったんで良かったですよ」。久々の当地参戦だったが、前回19年4月のG1ダイヤモンドカップでは準V。これで同年1月22日を含む3節連続優出となり、水面との相性が悪くないことを証明した。

 10月は児島(4~9日)、桐生(15~20日)、徳山(26~31日)と中国地区で2節の出走を予定。円熟味を増したさばきで、ファンの期待に応えていく。

 ◇金田 諭(かねだ・さとし)1978年(昭53)11月9日生まれ、埼玉支部の45歳。85期生として99年11月12日に戸田でデビュー、2000年2月平和島で初1着。通算5552走1603勝。通算44V。主な同期は湯川浩司、井口佳典、田村隆信ら。1メートル71、52キロ。血液型O。 

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