【川崎競輪 スポニチ杯 初日】鈴木彩夏 モチベ低下乗り越え、周囲の励ましで久々予選1着ゲット
2024年09月29日 19:49
競輪
その昨年7月の青森は1着を獲った翌日に落車失格。右鎖骨、肋骨を折って長期欠場。12月に復帰したが、思うように結果を出せなかった。
「最初は復帰へモチベーションがあったけど、復帰してから凄くダメでしんどかった。心がダメになってしまった」と弱気になった。“競輪は気持ち”という。それを体現するかのように成績は低空飛行となった。
ただ、前回の宇都宮で決勝入り。そして今回の1着と確実に上向いてきた。「同期や父(康雄さん、53期=引退)がいつも励ましてくれた。それが大きい。前回の開催では(尾崎)睦さんが的確なアドバイスをくれた。父もささいな変化などに気づいて教えてくれる。親子なのでぶつかることもあるんですけど」。周囲の支えに感謝した。
「またコツコツと頑張ってG1に出られるようにしたい」と力強い。2日目に向けても「これで7着を獲ったらダメですよね。連続で決勝に乗れるように頑張ります」と真っすぐ前を見て誓った。