【川崎競輪 スポニチ杯 初日】鈴木彩夏 モチベ低下乗り越え、周囲の励ましで久々予選1着ゲット

2024年09月29日 19:49

競輪

【川崎競輪 スポニチ杯 初日】鈴木彩夏 モチベ低下乗り越え、周囲の励ましで久々予選1着ゲット
久々に予選1着をゲットした鈴木彩夏は川崎競輪場のイメージキャラクター「九ちゃん」のぬいぐるみを手に笑顔 Photo By スポニチ
 川崎競輪場で29日、F1スポニチ杯が開幕。初日6Rは鈴木彩夏(29=東京・110期)が好展開を生かして1着。3連単21万円超の大波乱を演出した。
 初手で2番手を確保すると、前の永塚祐子が駆ける展開に。後方からライバルの仕掛けもなく、最終4角絶好展開から差し切った。予選の1着は昨年7月青森以来、1年2カ月ぶり。鈴木は「本当に展開。永塚さんが強かっただけ。でも、差せたのは良かったかな」と笑顔があふれた。

 その昨年7月の青森は1着を獲った翌日に落車失格。右鎖骨、肋骨を折って長期欠場。12月に復帰したが、思うように結果を出せなかった。

 「最初は復帰へモチベーションがあったけど、復帰してから凄くダメでしんどかった。心がダメになってしまった」と弱気になった。“競輪は気持ち”という。それを体現するかのように成績は低空飛行となった。

 ただ、前回の宇都宮で決勝入り。そして今回の1着と確実に上向いてきた。「同期や父(康雄さん、53期=引退)がいつも励ましてくれた。それが大きい。前回の開催では(尾崎)睦さんが的確なアドバイスをくれた。父もささいな変化などに気づいて教えてくれる。親子なのでぶつかることもあるんですけど」。周囲の支えに感謝した。

 「またコツコツと頑張ってG1に出られるようにしたい」と力強い。2日目に向けても「これで7着を獲ったらダメですよね。連続で決勝に乗れるように頑張ります」と真っすぐ前を見て誓った。

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