【徳山ボート G1徳山クラウン争奪戦】1号艇・丸野一樹がV グランプリに向けてジャンプアップ
2024年09月29日 18:43
ボートレース
「乗ってから(今節で)一番仕上がっている手応えだったし、何もせずに行った」。万全の舟足が後押しとなった。コンマ19のスタートには「30点ですね」と苦笑い。1マークも「峰さんの舳(へ)先が見えたので、ツケマイを警戒しながら回った。道中も白井さんが後ろにいて、最後まで気が抜けなかった」。4人のグランプリV経験者を相手に堂々の逃げ切り。「徳山はいつもいい成績を取れているので大好き」と満面に笑みがこぼれた。
これで今年の獲得賞金も5000万円を超え、ランキングは22位までジャンプアップだ。11月の下関チャレンジCはF休みで出場できない。グランプリ出場へは今後のG1、そして来月の戸田SGボートレースダービーが大事になる。「グランプリに行きたいし、ここから大きなレースに向けてリズムアップ、ジャンプアップしていきたい」と力強い。まだまだ丸野の勢いは止まりそうにない。
◇丸野 一樹(まるの・かずき)1991年(平3)8月5日生まれ、京都府出身の33歳。滋賀支部所属の109期生。11年11月、びわこでデビュー。デビュー戦で初1着。16年5月三国で初優勝。G1は19年8月びわこ67周年での優勝を皮切りに通算7V。SGは21年蒲郡メモリアル、住之江グランプリで2度の優出。通算714勝、94優出26V。主な同期は大上卓人、島村隆幸、永井彪也ら。1メートル65、52キロ。血液型A。