【徳山ボート G1徳山クラウン争奪戦】1号艇・丸野一樹がV グランプリに向けてジャンプアップ

2024年09月29日 18:43

ボートレース

【徳山ボート G1徳山クラウン争奪戦】1号艇・丸野一樹がV グランプリに向けてジャンプアップ
徳山クラウンを戴冠し、優勝メダルを手に笑顔の丸野 Photo By スポニチ
 ボートレース徳山のG1「開設71周年記念競走・徳山クラウン争奪戦」は29日、第12Rで優勝戦が行われた。1号艇の丸野一樹(33=滋賀)がインから力強く押し切って快勝。2022年5月の鳴門69周年以来、約2年4カ月ぶりとなる通算7度目のG1Vを飾った。2着は地元の白井英治、3着は峰竜太。
 年末の大一番・住之江SGグランプリに向けて、丸野がさらに勢いを加速した。好調モードで乗り込んできた今節。初日2連対で飛び出すと予選は6戦3勝。得点率では峰と同率ながら上位着順の差で予選トップ通過。準優勝戦も力強く逃げ切った。

 「乗ってから(今節で)一番仕上がっている手応えだったし、何もせずに行った」。万全の舟足が後押しとなった。コンマ19のスタートには「30点ですね」と苦笑い。1マークも「峰さんの舳(へ)先が見えたので、ツケマイを警戒しながら回った。道中も白井さんが後ろにいて、最後まで気が抜けなかった」。4人のグランプリV経験者を相手に堂々の逃げ切り。「徳山はいつもいい成績を取れているので大好き」と満面に笑みがこぼれた。

 これで今年の獲得賞金も5000万円を超え、ランキングは22位までジャンプアップだ。11月の下関チャレンジCはF休みで出場できない。グランプリ出場へは今後のG1、そして来月の戸田SGボートレースダービーが大事になる。「グランプリに行きたいし、ここから大きなレースに向けてリズムアップ、ジャンプアップしていきたい」と力強い。まだまだ丸野の勢いは止まりそうにない。

 ◇丸野 一樹(まるの・かずき)1991年(平3)8月5日生まれ、京都府出身の33歳。滋賀支部所属の109期生。11年11月、びわこでデビュー。デビュー戦で初1着。16年5月三国で初優勝。G1は19年8月びわこ67周年での優勝を皮切りに通算7V。SGは21年蒲郡メモリアル、住之江グランプリで2度の優出。通算714勝、94優出26V。主な同期は大上卓人、島村隆幸、永井彪也ら。1メートル65、52キロ。血液型A。

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