U20代表、決勝T進出決定 前半7分で0―2劣勢も堂安2発でドロー

2017年05月27日 21:50

サッカー

U20代表、決勝T進出決定 前半7分で0―2劣勢も堂安2発でドロー
<U−20日本・U−20イタリア>後半、堂安(左)がゴールを決める Photo By スポニチ
 20歳以下の選手で争われるサッカーのU―20ワールドカップ(W杯)韓国大会は27日、1次リーグ最終戦が行われ、D組3位の日本は勝ち点4で並ぶ2位のイタリアと天安で対戦。0―2の劣勢からMF堂安律(18=G大阪)の2得点で追いついて2―2で引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント1回戦ではB組1位のベネズエラと30日に対戦することになった。
 南アフリカとの初戦でゴールを決めたFW小川航基(19=磐田)が24日のウルグアイ戦で左膝に重傷を負って離脱し、エース不在の中で始まった1次リーグ最終戦。開始早々の前半3分、7分と立て続けに失点して苦しいスタートとなった日本だったが、そのままでは終わらなかった。

 前半22分、MF遠藤渓太(19=横浜)の左クロスに抜け出してフリーになった堂安が利き足の左足を目いっぱい伸ばしてゴールを決めると、後半5分にはG大阪のチームメートでもあるMF市丸瑞希(20)からパスを受けた堂安が得意のドリブルでペナルティーエリアに進入。寄せて来た複数の選手をかわして同点ゴールを決めた。堂安は小川のユニホームを両手で広げて喜びを爆発させ、小川も立ち上がってチームメートに笑顔を返した。

 2―2の引き分けで最終戦を終えた日本は通算1勝1分け1敗の勝ち点4でD組3位のままだが、他組3位計6カ国との成績比較で上位4カ国に入り、D組2位のイタリアとともに決勝トーナメント進出が決まった。

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