香川、憧れカズに並ぶ89戦目 果報は寝て待て?ロスタイム同点弾

2017年10月11日 05:30

サッカー

香川、憧れカズに並ぶ89戦目 果報は寝て待て?ロスタイム同点弾
後半47分、同点ゴールを決める香川 Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本3―3ハイチ ( 2017年10月10日    日産ス )】 同点弾を決めたのはピッチに横になっていた香川だった。後半ロスタイム、車屋のクロスに飛び込み、DFと重なりながら転倒。次の瞬間、酒井高のシュートが飛んできた。「つぶれてた分、逆に良かった。触るだけでした」。“果報は寝て待て”。倒れたまま右足を振り、どうにかドローに持ち込んだ。
 6日のニュージーランド戦はトップ下に入るも不発。ハリルホジッチ監督から「我々の知ってる香川とは程遠い」と言われ、メディアからも痛烈に叩かれた。それでも「何を言われても関係ない」と香川。指揮官とも会話を重ね、この日に備えてきた。

 この日は後半14分から出場。ドルトムントと同じ4―3―3のインサイドハーフでプレー。憧れのカズに並ぶ国際Aマッチ出場89戦目のハイチ戦で意地の一撃を決めた。

 ▼MF浅野 交代があるのは分かっていたので、最初から全力を心掛けた。前線の選手がゴールを取っている中、結果を残せなかったのはアピールに欠けた。

 ▼MF原口 チームとしてどう攻めて、どう守るか、徹底できていないことが問題。自分たちがやることをやらないとこうなる。

 ▼日本協会田嶋幸三会長 負けなくて良かったという試合だった。全てがいい試合にはならない。自分のプレーを示そうとする気持ちは、それぞれの選手から見えたと思う。

 ▼同西野朗技術委員長 相手のスピードへの対応に戸惑った。来月の2つ(ブラジル、ベルギー戦)は、さらに質とレベルが高い。いいテストができたと思う。

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