16歳久保 J1デビューへ!ウタカ出場できず前線1枠空いた

2017年11月22日 05:30

サッカー

16歳久保 J1デビューへ!ウタカ出場できず前線1枠空いた
26日の大宮戦でJ1デビューの可能性が高まったFC東京の久保 Photo By スポニチ
 FC東京のFW久保建英(16)が26日のアウェー広島戦でJ1デビューする可能性が高まった。16歳5カ月22日での出場となれば、クラブ史上最年少、リーグ史上でも3番目の年少出場記録となる。残留争い真っただ中の15位・広島との激突とあって、久保のプレーがJ1の残留争いにも影響を及ぼす可能性がある。
 念願のJ1デビューが現実味を帯びてきた。広島から期限付き移籍中のFWピーター・ウタカは契約上の問題で次節に出場できないため、前線の選手が1枠空くことになる。前節の鳥栖戦では久保と同時にプロ契約した17歳のMF平川がJ1初出場。既にルヴァン杯2試合に出場経験のある久保は、U―23チームとしてJ3で経験を積んでおり、その1枠に抜てきされる可能性は十分だ。

 安間監督は広島戦に向けた紅白戦で久保を主力組に入れ、テストする方針を明かした。そこで遜色なくプレーできると判断されれば、遠征メンバーに入れることになる。指揮官は「この1週間、見てみたい。せっかくトップチームに上がったのだから、そのチャンスをつかみ取ってほしい」とハッパをかけた。

 20日付のフランスの専門誌「フランス・フットボール」が同国の名門パリSGが獲得に興味を示すことを報じるなど、久保は世界中が熱視線を送り続ける逸材。「自分自身の努力でいろいろな道を切り開いていきたい」。そう語る16歳に、絶好の機会が巡ってきた。

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