名古屋 同点弾演出の和泉「うまく抜け出せた」

2018年02月24日 19:05

サッカー

名古屋 同点弾演出の和泉「うまく抜け出せた」
<G大阪・名古屋>後半39分、決勝ゴールを決めガッツポーズを作る名古屋・ジョー Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第1節第2日   名古屋3―2G大阪 ( 2018年2月24日    パナS )】 その右足がムードを一変させた。1点を追う前半26分、MF青木亮太(21)からマイナス気味のパスを受けたMF和泉竜司(24)がG大阪MF福田湧矢(18)をワンタッチでかわし、前線のスペースへ駆け上がる。相手DFを引きつけながら、左サイドのスペースに走り込んでいた元ブラジル代表FWジョー(30)の足元へピンポイントパス。そこからガブリエル・シャビエル(24)の同点弾が生まれ、結果的にチームは逆転勝利。ブラジル人助っ人の活躍が光る中、勝利への布石を打ったのはプロ3年目の和泉だった。
 「同点の形は良かった。相手も見えていたし、上手くファーストタッチで抜け出せた。ジョーも動き出しが良かったし、足元に出せた」 思わず自画自賛だ。今季は主にインサイドMFとしてプレー。正確なボールタッチに加え、反転する技術や推進力も高い。両チーム合わせて2位の走行距離12,360キロが示したように運動量も豊富。ジョーやガブリエル・シャビエルら豪華攻撃陣を支えている。

 「少しドリブルが大きくなったり、イージーなミスが多かった。上の世界にいけば、それが命取りになる。まだ納得はできていない」 本人は謙遜するが、元日本代表FW玉田圭司(37)も「アイツ、凄く良いよ」と絶賛する圧巻のパフォーマンス。シーズンを通して続けられれば、日本代表も夢ではない。

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