田嶋会長「よく漏れなかったな」多くに相談も最終的には自身が電撃解任決断「専権事項」

2018年04月09日 17:00

サッカー

田嶋会長「よく漏れなかったな」多くに相談も最終的には自身が電撃解任決断「専権事項」
日本代表・ハリルホジッチ監督の解任を発表する日本サッカー協会・田嶋幸三会長 Photo By スポニチ
 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は9日午後、緊急会見を開き、6月14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任を正式発表した。W杯出場決定後の監督交代は、日本サッカー史上初。後任にはG大阪などで監督を務め、現日本協会技術委員長の西野朗氏(63)が就任。田嶋会長は「多くの人に相談」しながら、電撃解任の情報が漏洩しなかったことに「よく漏れなかったな」と心境を吐露した。
 監督交代の経緯について質問された田嶋会長は「ウクライナ戦の前にいろいろ考えていたのはシミュレーションであって、具体的な(契約解除の)法務的な手続きについて調べたことはありません。それぐらい、ハリルホジッチ監督を信頼し、サポートしていこうという結論になったわけです。今回、マリ戦(3月23日)とウクライナ戦(3月27日)の後、さまざまな情報を収集した中で、これは最終的な決断になるかもしれないということで、さまざまなことをしっかり分析し始めたということです。ですから、少し時間がかかったというのは、ここに至った経緯です」と説明。

 「最終的な意思決定は会長の専権事項だと、私は監督に対しては認識し、ただ多くの人に相談しました。よく漏れなかったなっていうぐらい、多くの人に僕は相談し、そして、この結論に至ったのも事実です。ただ最終的には、やはり会長が決めなければいけないことだと思っていました。特にこのような緊急を要する時の決断ですから」と明かした。

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