西野新監督、ハリル氏気遣い?前監督を「監督」と連呼「必要なことに関しては継続」

2018年04月12日 18:52

サッカー

西野新監督、ハリル氏気遣い?前監督を「監督」と連呼「必要なことに関しては継続」
会見で意気込みを語る西野監督(右)。左は田嶋会長 Photo By スポニチ
 6月14日開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会に臨むサッカー日本代表を率いることになった西野朗監督(63)が12日、東京都内で就任会見を行い、所信表明を行った。
 日本サッカー協会は3年間指揮を執ったバヒド・ハリルホジッチ前監督(65)の電撃解任を9日に発表し、外国人コーチ3人も解任。この日、発表された新スタッフには2020年の東京五輪に出場するU―21日本代表から森保一監督(49)、下田崇GKコーチ(42)、U―19日本代表から小粥智浩コンディショニングコーチ(44)が入閣。手倉森誠コーチ(50)と早川直樹コンディショニングコーチ(55)、浜野征哉GKコーチ(45)は留任となり、W杯に臨む新体制が整った。

 西野新監督は技術委員長からの”緊急登板”で「本来であれば技術委員長の立場として日本代表チーム、監督はじめスタッフを支える、サポートしていくポジション。直前でこのような状況になり、代表監督を引き受けたっていうことで非常に責任を感じている」とし、「2年間現場を離れて技術委員長という立場で仕事をしてまいりましたので、まずは指導者としての心身を整えてしっかり選手を見て日本サッカー界を見て、これからチームづくりをしていきたいなと考えております」と決意を語った。

 西野新監督は会見の中でハリルホジッチ前監督について触れる際には一貫して「監督は…」と呼び、連呼。

 前監督の「縦に速いサッカー」を継続するのか問われると「監督のスタイルというのは今までの日本のサッカーに足りなかった部分でもある。1対1に強さを求めたり、縦の攻撃に対する推進力を求めたり。間違いなく必要なことに関しては継続して考えていきたい」とした上で「ただ、やはり日本化した、日本のフットボールっていうものはありますし、構築してきた中には技術力を最大限に生かしたり、戦い方においても規律や組織的なところで結束して戦っていく強さ、化学反応を起こした上で戦える強さ、そういうものをベースにした上でそういうものをこれからは構築していく必要はあると思いますし、自分自身も必要だと思っています」と付け加えた。

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