鹿島・金崎アピール2発!関塚氏の前で存在感 4戦ぶり白星
2018年04月15日 05:30
サッカー
FC東京に逆転負けし公式戦4試合白星なく終えた前節。翌日12日、小笠原が選手だけのミーティングを呼び掛けた。まず小笠原、続いて内田。順番に全員が思っていることを口にした。口火を切り、まとめ役を買った小笠原は言った。「人のせいにしないで、個人一人一人がもっとやるべきことをやろう。結局(勝てないのは)自分たちのせい」。練習から空気が変わった。
J1デビューした19歳の小田がサイドで1対1になると、小笠原や三竿健がカバーしてマイボールにした。1点を奪った後の流れの悪い時間には、プレーの切れ間に輪になって話し合い、意識を合わせた。「今日の試合はみんな気持ちが入ってプレーできていたシーンが多かった」と金崎。潮目を変えうる、大きな1勝だった。
W杯の予備登録メンバー35人提出まで約1カ月。西野新監督の現体制になって以降、金崎はFW候補最多の3得点と好調だ。さらに右太腿裏痛から3試合ぶりに復帰した昌子のほか内田、植田、三竿健もそれぞれに存在感を示した。チームの白星が、W杯への道も明るく照らす。
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