長谷部「格別」フランクフルト30季ぶりV ハメレバ封じバイエルンM撃破!

2018年05月21日 05:30

サッカー

長谷部「格別」フランクフルト30季ぶりV ハメレバ封じバイエルンM撃破!
ドイツ杯で優勝し、カップを掲げて喜ぶフランクフルト・長谷部 Photo By 共同
 【ドイツ杯決勝   フランクフルト3-1バイエルンM ( 2018年5月19日 )】 ドイツ杯は19日、ベルリンで決勝が行われ、フランクフルトがバイエルンMに3―1で勝利し、30季ぶり5度目の優勝を果たした。出場停止の明けた日本代表MF長谷部誠(34)が公式戦4試合ぶりに先発復帰。守備的MFと3バックのリベロの位置でフル出場して、後半37分の決勝点に絡むなどタイトルに貢献した。W杯壮行試合ガーナ戦(30日、日産)に向けた21日からの日本代表の国内合宿には、25日から合流する予定だ。
 金色の紙吹雪が舞う表彰式で、MF長谷部が誇らしげに右拳を突き上げた。ドイツでの主要タイトル獲得は、ボルフスブルク時代の08〜09年シーズンのリーグ制覇以来9季ぶり2度目。34歳のベテランは「リーグ優勝した時はまだ右も左も分かっていなかった。これだけ長い間ドイツにいて、カップ戦の重みも感じている。格別」と声を弾ませた。

 リーグ戦の終盤3試合は出場停止。約1カ月ぶりの実戦復帰で決勝弾に絡んだ。1―1の後半37分に右サイドセンターライン付近でロドリゲスに激しいプレスをかけると、味方がこぼれ球を拾い、縦パス1本で抜け出したレビッチがゴール。守備的MFで先発し、試合途中はセンターバックでもプレーした。

 W杯1次リーグで同組のコロンビア代表のロドリゲス、ポーランド代表のレバンドフスキらと対峙(たいじ)。1対1で勝率75%の高い数字を叩き出した。「W杯どうこうは本当に考えていなかった。このチームでやることと日本代表でやることは全然違うので」と振り返ったが、球際で素早く体を入れる巧みな守備で何度もピンチの芽を摘んだ。

 リーグ6連覇中のバイエルンMから金星を挙げ、下馬評を覆した。長谷部は近日中に帰国し、25日から日本代表合宿に合流予定。「ドイツに来てから1、2番目に良いシーズン。凄く価値がある。優勝して、気持ち良く、日本代表合宿に臨める」と前を向いた。W杯初戦のコロンビア戦はちょうど1カ月後。日本代表の前評判の低さはフランクフルトと同様でW杯での番狂わせに弾みをつける優勝となった。

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