ゆとり西野流にハリル氏“負の遺産” 娯楽なしのカザン宿泊施設

2018年06月15日 05:30

サッカー

ゆとり西野流にハリル氏“負の遺産” 娯楽なしのカザン宿泊施設
キャンプ地カザンにチャーター機で到着した本田(中央)ら日本代表(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【W杯ロシア大会ベースキャンプ ( 2018年6月13日    カザン )】 14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表は同日、ベースキャンプ地カザンで練習を行った。到着時の気温は10度。西野朗監督(63)はカザン国際空港でFIFA公式サイトのインタビューに応じ「少し涼しい感じ。全選手が良い準備をしてカザンに入ることができた。コロンビアをしっかり分析して万全の準備をしたい」と力を込めた。
 12日のパラグアイ戦に4―2で勝利して、就任3戦目で初白星を記録。チーム状態は上向きだが、最終調整には“ハリルの壁”が立ちはだかる。宿泊、練習はロシア1部ルビンの施設を使用。「思いっきり練習する」と意気込んでいたハリルホジッチ前監督が選定した。トレーニングに専念するにはうってつけの環境だが、“ゆとり調整”を基本とする西野監督の方針とはズレがある。屋外プール、カフェ、ビリヤード、卓球台、バイオサウナなどを完備した事前合宿地オーストリア・ゼーフェルトの5つ星ホテルと比べ、トルコ式サウナがあるぐらい。日本代表スタッフの一人は「ゼーフェルトが良いので、カザンで“えっ、後はずっとここ?”となるかもしれない」と不安視した。

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