気温約40度 西野監督 情報遮断と省エネの重要性を説く「粘り強く、戦況を見極めながら進めないと」

2018年06月28日 00:16

サッカー

気温約40度 西野監督 情報遮断と省エネの重要性を説く「粘り強く、戦況を見極めながら進めないと」
会見した西野監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 28日に1次リーグ第3戦ポーランド戦を迎える日本代表の西野朗監督(63)が27日、決戦の地ヴォルゴグラードアリーナで公式会見を行った。引き分け以上で2大会ぶりの決勝トーナメント進出が決まる中、当地は気温40度近くまで上がり、さらに中3日の過密日程。指揮官は情報遮断と省エネの重要性を口にした。
 「予想以上に、気温よりも湿度があるなと感じた。あすはコンディションがこういう状況なんで、ボールを有効に使う、走らせる。ボールは疲れを知らないので、有効に走らせたい。選手は攻守の切り替えは速い。勝機とみたら、全体が相手と同じ形に走り込んでいる。共通した中で無駄がない。あすはそういう形で進めないと。後半疲弊してくる。持久戦は高い能力を持っている。粘り強く、戦況を見極めながら試合を進めないといけない」

 初戦コロンビア戦、2戦目セネガル戦はともに相手よりも走行距離で勝った。だが指揮官は走り勝ったのではなく「クオリティーの問題。スプリントの回数も動く質というのも(全体の)同時性、連動性がある。無駄に動いていない感じがする」と効率的な走力が奏功しているという。

 また他会場のコロンビア―セネガルの結果も気になるところだが「他会場は気にしたくないし、選手にも伝えるつもりもないが、どこからか情報が入っても選手の動きが変わらないようにコントロールしたい。デリケートな3試合目。ベンチワークも重要になってくる」と指揮官。目の前の1戦に集中させることで勝ち点1以上をつかみ取らせるつもりだ。

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